JR西日本は2023年2月20日付けのニュースリリースで、軽量化した新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)を導入すると発表しました!
改良型可動式ホーム柵は、JR西日本とJR西日本テクシア、ナブテスコが共同開発したもので、安全機能を維持しながら構造を見直し軽量化することで、重量を従来の3分の2に削減。開口部を設け風荷重を低減することで、受風面積も従来の約3分の2に削減しました。れにより、ホーム補強を迅速化、工期の短縮・工事費用の圧縮を実現し、ホーム上の安全性向上促進につなげてゆきます。【出展元】
→JR西日本>改良型可動式ホーム柵の導入について
同社は2022年8月19日に、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した「ホーム柵・ホーム安全スクリーン」の整備計画を発表し、2032年度までに、京阪神の整備対象エリアの全駅(211駅・603番線)のうち、利用の多い駅等(乗降10万人以上の駅等)にホーム柵(可動式または昇降式)を設置、その他駅には、ホーム安全スクリーンの整備を予定しています。
改良型ホーム柵については、2024年度中の工事完了予定の大阪環状線「西九条駅」および「弁天町駅」を皮切りに導入を開始。JR西日本の2032年度までのホーム柵整備計画(昇降式含む)では、約30駅120番線の設置を予定しており、うち約30番線に改良型ホーム柵、27番線に従来型ホーム柵27番線を導入するとしています。