おおさか東線新大阪駅構内改良工事は、 2008年3月に放出~久宝寺間が部分開通した、おおさか東線の新大阪駅延伸に伴い進められている在来線ホーム等の改良工事です。現地に掲示されていた労災保険関係成立票を見ると、おおさか東線新大阪駅構内改良工事の事業期間は2009年2月19日~2017年1月26日となっていました。
【過去記事】
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.08
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.06
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.03
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.01
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 11.11
■追跡取材リスト
新大阪駅在来線ホームは先に改良工事が行われた大阪駅と同様に玉突き方式でホームの改良が行われます。まず最初に既存の17、18番ホームの東側に増設ホームを新設します。続いて17、18番線の機能を増設ホームに移転させ、空いた旧ホームのリニューアルを一気に行います。この要領で在来線ホームを東側から順番に玉突き方式でリニューアル工事が進められます。
ホーム南端から見た、大阪駅方面の様子です。すでに線路が敷設されており今にも電車が走って行きそうな雰囲気です。
新大阪駅の南側に在る跨線橋から見た、大阪側に設置された分岐器の様子です。番数の大きな分岐器が採用されており、大阪駅と同様に駅構内への進入、脱出が高速で行えそうです。
続いて在来線17,18番ホームから見た増設ホームの様子です。前回の撮影が8月だったので約4ヶ月振りの取材です。久々に取材してみるとホームを覆っていた防護ネットが取り払われており、増設ホームの全貌が明らかになりました!
こちらは、在来線の3階コンコースの真下にあたる箇所の様子です。駅名票や発車標、案内サイン類の取り付けも終っており、ホームはほぼ完成状態になっていました。
増設ホームと在来線3階コンコースを結ぶ階段の様子です。この辺りは、最近橋上駅舎化されたJR京都線-岸辺駅やJR神戸線-灘駅と似た雰囲気になっています。
こちらは3階コンコースから見た、階段の様子です。左右壁面に取り付けられた木目調パネルが目を引きます。
増設ホームと在来線3階コンコースを結ぶ上下エスカレータとエレベータの様子です。
上から見た、エスカレータの様子です。
エレベーター付近の様子です。
今回の在来線ホーム改良工事に伴い、待ち合わせ場所として重宝していた「動輪」が1階リムジンバス乗り場付近に移動されました。新大阪駅の在来線ホームと3階コンコースを結ぶ上下移動の導線は・・・
「京都側:<=====階段=EV=X字配置のエスカレータ=階段====>:大阪側」
といったレイアウトになっており、「動輪」があったこの付近はちょうど17、18番線の真上あたるので、EVと上下エスカレーターが新設されると思います。
続いて、京都方面側の様子です。こちらもすっかりホームらしい姿になりました。
振り返って見ると、おびただしい量の安全確認用モニターが取り付けられておりビックリしました。サンダーバードや新快速の12両編成から、福知山方面にむかう「こうのとり」4両編成まで、多種多様な編成長の電車が発着する為でしょうか?
ホームの北端から京都方面を見たアングルです。
ハイピッチで工事が進むおおさか東線新大阪駅構内改良工事 。ホームはすっかり完成状態になっていました。また、増設ホームが出来た事で新大阪駅の在来線ホームは5面10線の規模になりました。1面2線が増えただけですが、こうやって見ると駅がかなり大きくなった様に感じました。今後はどのタイミングで新ホームへの切り替えが行われるのか?が気になる所ですね。
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プレスリリースが出ましたね。
http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/12/page_2972.html
新ホームは、12月16日(日曜日)始発から使用開始とのことです。