JR西日本グループが発表した、中期経営計画2017(アップデート)内でのリニューアル計画が明らかになったJR天王寺駅東口。現在耐震化工事も始まり工事が本格化しつつありますが、結構大きな変化が見られました。普段通り発車標で快速電車の発車時刻と乗り場を確認すると・・・。なんと、既設の3色LEDタイプの発車標の後方に大量のサイネージモニタが取り付けられているではありませんか!!
【過去記事】
→JR天王寺駅東口改札に大型デジタルサイネージが登場!タッチ式のinformationモニタも併設
→JR天王寺駅東口がリニューアルされる!?JR西日本グループ中期経営計画2017(アップデート)から東口のリニューアルを予想する
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サイネージモニタは左右に分かれてグルーピングされており、それぞれのグループが6面、合計12面がズラリと並んでいます。
また仮設の状態で位置合わせはこれからですが、全く予想外の変化だったので驚きました。天王寺駅は、インバウンド需要の爆発的な伸びに伴い、大阪都心の南玄関として外国人旅行客が溢れかえるようになり、国際的なターミナル駅に変貌しつつあります。JR西日本お得意の各種直通運転は慣れた利用客には便利なのですが、初めての利用客にとっては、まさに「初見殺し」。さらに日本語が不自由な外国人にとっては相当ハードルが高いです。
天王寺駅は関空・紀州路快速、大和路快速が乗り入れており、複雑な運転系統を案内する為に、情報量の多いサイネージモニタが発車標に採用された様です。
驚いたことに、跨線橋の通路上にもサイネージモニタが設置されていました。各ホームの階段付近に設置されています。これはありがたいですね。
リニューアル工事が本格化しつつあるJR天王寺駅東口・跨線橋。今回のサイネージモニタ方式の発車標の大量導入により、利用客への情報伝達がスムーズになりそうです。モニター方式の発車標は表示の自由度が高い反面、画面構成や情報の内容、デザインなどソフト側の出来栄えによって伝達効果は全く異なってきます。サイネージモニタの最終的な仕上がりが楽しみですね。
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駅ホームの案内表示器が「パタパタ式」からLCDタイプのものが新たに登場してました。