JR姫路駅新駅ビルは、老朽化が進んでいた旧:姫路駅北口ビルFESTAを建て替え、新しい駅ビルを建設する再開発計画です。姫路駅は山陽新幹線、山陽本線、播但線、姫新線が 接続する兵庫県西部の大ターミナル駅ですが、駅周辺では連続立体交差事業が進められており、2006年に山陽本線・2008年に播但線、姫新線の高架化が 実現、自由通路など駅周辺の整備も進みました。連続立体交差化に引き続き今回駅北側に新しい駅ビルが建設される事になりました。新駅ビルは、地上6階、地 下1階、延床面積約3.1万m2の規模で、物販・飲食店舗などで構成され、「姫路の街の新しい顔としてのランドマーク」をめざしています。
JR姫路駅新駅ビルの建設に合わせ姫路駅北駅前広場も生まれ変わります。北駅前広場は、世界遺産・国宝姫路城を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、 時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場に再整備され、大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の 街区を加えると、約5倍の面積(約3万平方メートル)に拡大されます。

新駅ビルの西隣には、姫路城が一望できる眺望デッキが整備されます。展望デッキは、JR姫路駅中央コンコース正面に建設され、大手前通りを挟んで姫路城と駅が正対する立地を活かし、鉄と木を組み合わせることで姫路城の門をイメージするなど「姫路らしい」玄関口が作られます。

山陽電車の姫路駅側とJR側の眺望デッキとはペデストリアンデッキで直結されます。こちらは山陽電車側のペデストリアンデッキの始点付近の様子です。

続いて、JR姫路駅のホームから見た、北駅前広場の様子です。写真のエリアには眺望デッキ、タクシー乗り場、バス乗り場が整備されます。

こちらは地上の仮囲いの透明な箇所から見た、眺望デッキの建設箇所付近の様子です。

最後は、姫路駅と正対する姫路城の様子です。久々に現地を取材しましたが、JR姫路駅新駅ビルの建設工事は順調に進んでいました。
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