ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワーは、神戸市のハーバーランド内に建設されている、地上36階、高さ123.323m、総戸数345戸のタワーマンションです。このタワーマンションは、その立地がものすごく良く、メリケンパークやポートタワーといった神戸を代表する建築物を一望する景観を日常にする事ができます。
【公式HP】
→ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー
【公式HP】
→ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー
【スペック】
名称:ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワー
所在地:神戸市中央区東川崎町一丁目75番4号(地番)
階数:地上36階、塔屋2階、地下1階
高さ:123.323m
構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :場所打ちコンクリート拡底杭
主用途:共同住宅
総戸数:345戸
敷地面積:4,292.96㎡
建築面積:1,447.97㎡
延床面積:42,746.13㎡
建築主:三菱地所レジデンス、近畿菱重興産、三菱倉庫
設計者:大林組
施工者:大林組
着工:2013年06月
竣工:2016年03月
神戸方面の取材を1年以上サボっていたので、今回の取材時には竣工直前の状態になっていました。
予想はしていましたが、ハーバーランドのスカイラインに及ぼす影響は相当なモノで、このあたりの風景が一変してしまいました。エリア全体の密度感が随分と上がった印象です。
MOSAIC前の道路から見た、ザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワーの様子です。
頂部の様子です。高層階からの眺めは、まさに絶景でしょうね〜。
撮影ポイントを変えて、ポートアイランドのしおさい公園から見たザ・パークハウス 神戸ハーバーランドタワーの様子です。
最後は引き気味で見た、神戸都心部のスカイラインの様子です。神戸市は自身が制定した景観条例、北公園から見て六甲山の稜線を超えない様に高さ制限をかしていますが、条例制定後は全くといっていいほど新規の高層ビル計画が出てこなくなりました。元々神戸市は平地が少なく空間の立体的な利用に対して積極的だったはずなのですが、変な規制の為に都市の新陳代謝が大幅に遅れ始めている気がします。高さ制限を課すにしても札幌市の様に、高層化を促すエリア、抑制するエリアなど、メリハリを付けて開発を進める方法も有るはずです。神戸市にはこの意味不明な高さ制限を至急に撤廃し、外部から投資を呼び込み活力を取り戻せる様に方向転換を行って欲しいと思います。
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港(船上)から見える六甲山が港神戸のアイディンティーで有る事を考えれば必ずしも意味不明な規制とは言えないかもしれません。むしろ高層ビル群によって背後の六甲山地の稜線が見えなくなることが神戸の特徴の喪失につながる可能性も考慮すれば必要な措置とも言えます。開発地区単体の利益のみを最大化した結果が都市全体の魅力が低下する事案は地方の駅前ではよく見ますから。
あと今後神戸で高層化を進めるなら既に開発の進んでいる三ノ宮よりもかつての中心地で現在は寂れてしまった神戸駅周辺~新開地等が良いのではないかと。この地域の再開発によって昼夜間人口を増加させ、同時に三ノ宮から元町をとおって神戸駅に至る賑わいを復活させるとともに神戸駅から新開地・湊川に至る新しい商業動線を創造して新しい神戸の背骨を作る感じでしょうか。勿論高層化の中心は神戸駅周辺(正確には中町通・古湊通・相生町の山陽本線・国道28号・旧湊川河川敷跡に囲まれた地域)で此処に200m超級のビル群を建設すれば港からの眺望を妨げず、逆に港と三ノ宮と六甲摩耶山塊(更には大阪も)を合わせた新しい眺望を得れるのではないかと。あと商業動線にはそれを表すアイコンとして湊川駅~神戸駅~三ノ宮駅(~新神戸駅)を結ぶLRT(車両は最新式多連接長大型の他に旧阪神国道線の金魚鉢を模した無料観光用も)を敷設できれば市外から訪れた人間も動きやすくて良いかと思います。欲を言えばポートアイランドと六甲アイランドの中心部にも200m超級の高層ビル群が建てば阪神高速湾岸線の新巨大斜張橋群と相まって新しい神戸のスカイラインが海側にもできるかもしれません。
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神戸市の高さ規制は自ら自分の首を絞めているとしか思えません。
平野が広いならまだしも平野が極端に狭い地形で土地の高度利用を制限させるとは、本当に神戸市のことを考えれば山が見える云々は二の次かと思います。せめて三宮周辺など都心部だけでも規制撤廃してほしいですね。