【出典元】→敦賀駅交流施設の完成イメージ
北陸本線-敦賀駅バリアフリー化工事は、駅のホームをまたぐ幅4m、長さ55mの跨線橋を新たに設け、コンコースとホームを結ぶエスカレータ、エレベータを設置する駅改良工事です。工事は2010年10月から始まり、2012年12月16日より供用が始まりました。総事業費は約19億円、そのうち敦賀市の負担額は約11億円です。このプロジェクについては、以前に読者の方からリクエストを頂いていたので、今回取材に行ってきました。
駅前のロータリー越しに見た敦賀駅の様子です。
改札口付近の様子です。ロータリーに面する駅舎は既存の施設を美装化してそのまま使われています。下から天井を照らす飴色の間接照明が暖かい雰囲気を演出しています。
天井を見ていると、防犯カメラの様なモノが改札口の上に向けて3台設置させていました。コレが何を撮影しているのかは、後ほど判明しました。
それでは入場券を購入して新設された跨線橋を見てゆきましょう!おおおお!メチャクチャキレイです。
こ、これが生まれ変わった敦賀駅だと言うのかっっ!!!
こ、これが生まれ変わった敦賀駅だと言うのかっっ!!!
バリアフリー化された敦賀駅の構造は、ロータリーに面した地上駅舎から跨線橋に上がりホームに向かう導線になりました。※従来の地下道も残っています。さらに線路が駅舎よりも約1.5m程度高い位置にある為、それをオーバーパスする跨線橋は10mもの高さになりました。その為、上下方向のエスカレータが設置されています。
今回の跨線橋建設にあたり、建設費が高いとの理由で「下り方向のエスカレータは不要だ!」との意見もあったそうですが、これだけ高低差があると上下方向のエスカレータは必須ですね。足の不自由な人は登りよりも下りの方がしんどいです。
跨線橋の通路幅は、北陸新幹線開通に伴う乗客増に対応するため、当初は9m幅での整備が検討されていました。しかし整備に伴う市負担が多額で、国補助金の期限が迫る中、敦賀までの延伸時期が不透明なことなどから将来の拡幅を視野に4m幅で整備が行われました。
こちらは跨線橋に設置された発車票です。モニタータイプなのですがちょっと変ですね。。。
と、よく見ると改札口の上にあるLED方式の発車票をカメラでモニターしているではありませんか!この記事の前半に出てきた防犯カメラはこのモニターに映像を送っていたんですね。コレは珍しい。でも素直にLEDかLCDの発車標を付けた方が早い気がしますね・・・。
と、よく見ると改札口の上にあるLED方式の発車票をカメラでモニターしているではありませんか!この記事の前半に出てきた防犯カメラはこのモニターに映像を送っていたんですね。コレは珍しい。でも素直にLEDかLCDの発車標を付けた方が早い気がしますね・・・。
こちらは駅舎の反対側から跨線橋を見通したアングルです。
それではホームに降りて跨線橋の様子を見て行きましょう!
跨線橋と各ホームはエレベータと上り方向のエスカレータ、階段で結ばれています。
ホームから見たエレベーターの様子です。
階段下に設けられた待合室の様子です。エアコン完備で快適です。
新・跨線橋の供用が始まりバリアフリー化が進んだ敦賀駅。跨線橋の完成に続き、新駅舎の建設、地下通路の改良工事と駅前広場の整備が行われています。次回は新駅舎が完成した頃に訪れたいと思いました。
【おまけ】
大阪行きのトワイライトエクスプレスは敦賀駅で
機関車を交換する為、長時間停車をします。停車中のトワイライトエクスプレスを横目に683系サンダーバードが通過して行きました。古参の機関車と新鋭電車特急のコントラストです。
日本を代表する豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」ですが、北陸新幹線開通後の処遇が気になります。そろそろ新しい車両に置き換えてテコ入れをして欲しい所ですが、どうなる事でしょうか・・・。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
子供の頃、親にせがんで敦賀駅に連れて行ってもらいました。
小浜線沿線に住んでいた自分にとって、電化され特急が何本も停車する敦賀駅は憧れの駅でした。
(当時の小浜線は非電化)
12両編成の雷鳥がもうそれこそスターでした。
そんな思い出の駅がクローズアップされてうれしいです。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
更新お疲れ様です。
きれいに整備されてますね。ものすごく高い跨線橋には驚きです。あと、カメラで撮影するLED?発車標は下関駅で先例がありましたが、まさか遠く離れたこんなところで採用されるとはww