高岡駅橋上化・南北自由通路工事は、富山県第二の都市「高岡市」の拠点である高岡駅の駅舎改良工事です。今回の改良工事では駅舎の橋上駅舎化が行われ、南北自由通路も同時に整備されます。前回はJR駅構内の連絡橋の様子をご紹介しましたが、2011年8月28日に南北自由通路が完成、ついに高架駅舎の全面供用が始まりました!
【過去記事】
→北陸本線-高岡駅橋上化・南北自由通路工事 11.07
【事業内容】
■駅舎改良 ー橋上駅舎・南北自由通路を整備しバリアフリー化を行う
■氷見線の移設 ー現駅舎北口側ホームに移設
■北・南口駅前広場の整備 ー北口駅前広場は面積を拡張、南口駅前広場は現状規模で再整備する
■人工デッキの整備 ーウイング・ウイング高岡、高岡中央駐車場、駅舎・南北自由通路をつなぐ
■万葉線の延伸 ー路面電車万葉線を延伸し、駅舎への近接化を図る
→北陸本線-高岡駅橋上化・南北自由通路工事 11.07
【事業内容】
■駅舎改良 ー橋上駅舎・南北自由通路を整備しバリアフリー化を行う
■氷見線の移設 ー現駅舎北口側ホームに移設
■北・南口駅前広場の整備 ー北口駅前広場は面積を拡張、南口駅前広場は現状規模で再整備する
■人工デッキの整備 ーウイング・ウイング高岡、高岡中央駐車場、駅舎・南北自由通路をつなぐ
■万葉線の延伸 ー路面電車万葉線を延伸し、駅舎への近接化を図る
真っ正面から見た高岡駅南北自由通路の瑞龍寺口の様子です。ガラス張りの近代的な駅舎、トラス構造の大屋根、上り下りのエスカレータなど最新の駅舎らしく都会的な感じがします。
それでは早速エスカレータに乗って新装成った南北自由通路の様子を見てみましょう!
おおお!メチャクチャ綺麗です!
こっ、これが・・・高岡駅・・だと!?
南北自由通路は、天地いっぱいに取られたガラス窓により構内はとても明るく、木材がスリット状に配された天井が良いアクセントになっています。通路中央に配置された縦長の案内看板がとても解りやすく、ちょっと斬新な感じがしました。
反対側から見た南北自由通路の様子です。縦長の案内看板は、案内する改札口別に色分けされています。
自由通路には、縦レイアウトのデジタルサイネージが埋め込まれた和風なデザインの案内看板がありました。
改札口付近の様子です。改札口周辺を縁取っているパネルがメチャクチャ凝ってます。高岡市の気合いの入りようが伝わって来ますね。
改札口の様子です。自動改札ではなく有人改札です。発車標は3色LEDですが、JR西日本には珍しく「高解像度」バージョンで明朝体のフォントが綺麗に表示されていました。やっぱり気合い入ってますね!
改札内の様子です。前回もご紹介しましたが、乗り場に通じる階段周りを大胆に色分けしたサインシステムがとても解りやすいと思いました。
南北自由通路に戻り、旧駅舎方面(古城公園口)に行って見ましょう。
こちらが役目を終えた旧改札口です。バリケードされガラーンとした感じでした。歴史ある改札内なので幾多のドラマを見守って来た事でしょう、長らくのお努めおつかれさまでした。
駅前広場まで来てみました。これが高岡駅の駅ビルです。メチャクチャ年季が入っていますね。「高岡ステーションデパート」の文字に昭和を感じました。今回の橋上駅舎化と南北自由通路の完成により駅機能は全て橋上駅舎に移転、すでにこの駅ビルは閉鎖されていました。
しかし、この古い駅ビルも3年後には近代的な駅ビルに建替えられます。現在の古い駅ビルがこのイラストの様になるとは、にわかには信じられません・・・
ついに新装成った高岡駅。南北自由通路の出来映えは想像を超える素晴らしい物でした。単に新しく綺麗になっただけでなく、内装デザインがしっかりしており、かなり練り込まれた印象を持ちました。今後は、新駅ビルの建設、駅前広場の再整備、ペデストリアンデッキの新設などが行われ、まだまだ工事が続きます。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
新大阪を始めとして、新幹線の「新・・・駅」の中で成功した例はいったい幾つぐらいあるんでしょうね。
個人的にはほとんど無いように思うんですが・・・。
この高岡市にも新高岡駅が出来るわけですが、利用者にとって一番便利な中央駅である高岡駅がこんなに立派になってるのに、新幹線が乗り入れないとは、なんとももったいない話ですね。