
大阪市は、JR新今宮駅前の浪速区恵美須西3丁目に位置する2箇所の市有地について、売却に先立ち、市場における動向や事業者の意向等を把握し、売却にかかる条件設定の検討に役立てることを目的に、マーケティングリサーチ(市場調査)を行うと発表しました。
売却が予定されている市有地は、浪速区恵美須西3丁目16番街区用地(A用地)及び同13番街区(B用地)。両用地は、鉄道5路線の駅近くに位置し、交通至便かつ比較的大規模な敷地であり、新世界や日本橋、難波地域へのアクセスも容易で、開発ポテンシャルが高く、今後のまちづくりにおいて重要な役割を担うことが期待されており、当該地域のにぎわい創出につながる活用が期待されています。
【出典元】
→大阪市HP>浪速区恵美須西3丁目用地にかかるマーケティング・リサーチを実施します

A用地(写真の敷地)
所在地(地番) 浪速区恵美須西3丁目40-1外
敷地面積:13,909.90平方メートル
用途地域:商業地域
建ぺい率:80%
容積率:400%
現状:更地(一部アスファルト舗装有)
B用地
所在地(地番) 浪速区恵美須西3丁目59-3外
敷地面積:4,870.62平方メートル
用途地域:商業地域
建ぺい率:80%
容積率:400%
現状:建物あり(解体撤去予定)

大阪市の考えは、A用地に地域の活性化につながる商業施設、B用地は学校法人、福祉施設や医療施設の誘致を想定している様です。長年に渡り空き地のまま放置されてきた新今宮駅北側の市有地ですが、いよいよ再開発に向けた動きが出てきました。

