大阪市は、都心部における児童・生徒の急増に伴う課題への対応策として、今後も児童・生徒の増加が見込まれる中之島西部地域において、2024年度の開校をめざして新たに小中一貫校を設置します。
建設予定地は大阪市北区中之島6丁目の市有地で、敷地面積 約6,200㎡、延床面積 約17,000㎡。鉄筋コンクリート造で、各教室のほか、体育館、屋内・屋上運動場、屋上プール等を一体化した校舎と屋外運動場(校庭)を予定しています。 総学級数は27学級(小学校各3学級=18学級・中学校各3学級=9学級)で後の児童等の 増加に合わせて、順次ピロティを普通教室へ改造する計画とすることで施設の有効活用を図る計画です。開校は2024年度の予定で総事業費は約61.5億円です。
当初の計画では中之島5丁目の「もと扇町高等学校」の跡地に整備する予定でしたが、跡地の半分程度を「関電不動産開発」が中之島六丁目に所有する土地と交換し、中之島6丁目に建設する事になりました。
大阪では富裕層を中心に都心のタワーマンションなどへの転入続き人口増加が続いています。今後も住宅開発等により中之島エリアの児童が急増することから、2027年までには教室不足が見込まれており、過大規模化の速やかな解消と学校適正規模での運営を可能と するため、中之島エリアに小中一貫校舎を設置する方針が示されいました。(仮称)小中一貫校(中之島西部地域)整備工事
【出展元】
→大阪市>中之島西部地域に小中一貫校を設置します
→(仮称)中之島西部地域小・中一貫校舎整備事業
計画概要

計画名称 | 小中一貫校(中之島西部地域)整備工事 |
所在地 | 大阪市北区中之島6丁目30-5他 |
交通 | |
階数 | 地上7階 |
高さ | 30.72m |
構造 | SRC造、一部S造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 学校 |
総戸数 | |
敷地面積 | 15,782.93㎡ |
建築面積 | 3254.59㎡ |
延床面積 | 15979.57㎡ |
容積対象面積 | 15782.93㎡ |
建築主 | 大阪市長 |
設計者 | 大阪市都市整備局企画部校長建築課 |
施工者 | 未定 |
着工 | 2022年4月(予定) |
竣工 | 20224年 4月(予定) |
開業 | |
備考 |

建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。屋上にプールが設けられます。

同じく配置図です。計画地の左下部の空白は運動場になります。
【事業概要】
• 総学級数:27学級(小学校各3学級=18学級・中学校各3学級=9学級)
※ただし、当初整備計画では全市募集1クラス含む18学級で整備し、今後の児童等の 増加に合わせて、順次ピロティを普通教室へ改造する計画とすることで施設の有効活用を図る
敷地面積 約6,200㎡
建築面積 約2,600㎡
延床面積 約17,000㎡
建設校舎:鉄筋コンクリート造
運動場<地上・屋上>、体育館、プール、ピロティ、普通教室、特別教室、 職員室、給食室、エレベータ 他
総事業費:約61.5億円
2022年2月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2021年6月だったので、約8ヶ月振りの取材です。

前回まで行われていた地中障害物除去工事が完了し、計画地は完全な更地になりました。

南東側から見た様子です。延床面積は約17,000㎡ほとあります。

東側から見た様子です。

最後は計画地周辺に林立する超高層ビルと絡めたアングルです。
1 2
都心部だとドーナツ化現象で児童が減り小中学校を統廃合し、その跡地に都心回帰でタワーマンションなどを建設して教室不足というのはそりゃそうだろうといった感じですが首都圏でもそんな感じなんでしょうね
小学校って基本どこも老朽化が進んでいるのでこんな都心部にある真新しい最新の小学校に通える子ども達が羨ましいです
もっと校舎を高層化して
他のスペースを作る事は出来たと思うけど、予算や安全面を優先したのかなぁ。
都心のド真ん中なので、高層ビルの小中一貫校が見たかった。
茶屋町には高層ビルの大学が出来たので、次は!って期待してたけどな。w
あまりにもマンションが増えすぎで公共施設が追い付いてないですね(>_<)
公園と学校等の建設の強化に取り組んでもらいたいですね
おはようございます(^_^)
https://www.constnews.com/?p=92358
“ 大阪・中之島に計画の小中一貫校整備工事は22年4月に始動/埋蔵文化財調査が進む/大阪市 ”
埋蔵文化財調査が始まってますね。
https://www.constnews.com/?p=86953
〜大阪・中之島の小・中一貫校舎建設予定地で埋蔵文化財調査/24年度の開校めざす/大阪市〜
駐車場撤去工事が行なわれています。
入学する以前に北区、福島区の保育園、幼稚園は壊滅的になく、ならば南側へと思うと、タワマン急増中の西区は保育園、幼稚園は数はあれど待機順番待ち。
先に小中一貫高が出来た南港は、用途変更でマンション建設が始まるも森友問題で幼稚園閉園、跡地は大和ハウスがマンション建設に向けて今月から解体。なかなか思うようにはいかないものです。
限られた敷地面積を有効利用した、校舎と体育館・プールを一体化した建物は、都心部における学校のモデルケースですね(^_^)