
近鉄グループホールディングスは、2015年5月14日に発表した「近鉄グループ経営計画(2015年度~2018年度)」でJR博多駅近くで運営する「博多都ホテル」が入居するビルを建て替える近鉄博多ビル構想を発表、2018年度を最終年度とする経営計画に盛り込みました。新ビルは、ホテル、オフィスや商業施設などが入る複合ビルになる方向で検討が進められるとの事です。
【出典元】
→「近鉄グループ経営計画(2015年度~2018年度)」の策定について(PDF)
博多都ホテルは1972年開業で竣工後約43年が経過。地下3階、地上14階建ての建物に254室を備えています。博多駅筑紫口から徒歩約1分の場所にあり、客室稼働率が高い一方で老朽化が進んでいました。近鉄グループホールディングスは「訪日外国人にも満足してもらえるビルにしたい」としており、最近のインバウンド需要の取り込みを図る意味もありそうです。

