
2010年3月2日にオープンした高島屋大阪店新本館は、なんさん通りに面した旧事務所棟跡に建設されました。この増床により高島屋大阪店の売場面積は5万6000m2から、約1.4倍の7万8000m2に拡大し日本最大級の百貨店となりました。今回の増床に関する投資額は450億円です。
【過去記事】
→高島屋大阪店増床工事 09.10
→南海難波駅リニューアル 09.10
→南海難波駅リニューアル
→高島屋大阪本店 新館
■追跡取材リスト

写真右側の低い建物が「新本館」。裏側にあたる角度から見ているので簡素な外観です。

正面にあたる、なんさん通りから見た「新本館」。写真右側の既存部分との親和性を考えたデザインになっています。

建物自体は結構いい感じなのですが。。。なんさん通りのクモの巣電線はそのままでした(><)

電線の内側に立って見るとスッキリキレイです。全然印象が違います。

なんばCITY周辺のMAPです。高島屋、なんばシティ、なんばパークスで構成される巨大な商業ゾーンを構成しています。今回の新本館オープンでさらに巨大化が進みました。冷静に考えたらとんでもない規模の施設ですよね。。

なんさん通りからなんばCITYに抜ける新通路です。この通路はかなり使えます。
経済的に逆風の中、大阪百貨店大戦争の口火を切ってオープンした高島屋大阪店 新本館。新聞報道によると、3月末までの約1カ月間で入店客数は約17%増加し、それに伴い、子会社が運営するレストランフロアを除いた売上高は前年同月比11.4%と2ケタのプラスとなったそうです。高島屋大阪店が前年比でプラスに転じるのは26ヶ月振りとの事です。ひとまず順調な滑り出しの様ですが、激戦はこれからが本番です。

