出展:https://www.som.com/projects/one_bangkok
バンコク最大級の再開発「ONE BANGKOK」がいよいよ動き出します。タイ大手財閥のTCCグループは、バンコク中心部で開発を進める大型複合施設「ONE BANGKOK」の計画を発表しました。完成時にタイで最も高くなる430メートルの高層タワーや分譲マンション、商業施設などを建設し2020年にも一部が開業します。投資額は約1200億バーツ(4200億円)で、タイでの民間開発として過去最大となります。
【出展元】→One Bangkok
→アジア経済ニュース
One Bangkokは完全統合された「都市内都市」。開発面積は16.7ヘクターで、敷地のうち8ヘクタールは緑地と広場となります。5つのA級オフィスタワー、5つの豪華・ライフスタイルのホテル、3つの超高級住宅タワー、分化した小売区域内の小売り商品の総合的配列、多様な市民区域、および芸術文化施設で構成され、国内外の500社・団体の入居を見込み、これらの企業や団体に勤務する従業員は総勢5万人に上る見通しです。全体計画が完成する2025年頃には、総床面積183万平方メートルの新都市が誕生します。
出展:https://www.som.com/projects/one_bangkok
ホテル事業では、ビジネスホテルから超高級ホテルまで5つのブランドのホテルが建設されます。客室数は計1,100室で、最高級「ザ・リッツ・カールトン・バンコク」(客室数259室)は、オフィスやホテル、コンドミニアム、展望台などを備えた高さ430メートルの「シグネチャー・タワー」内に23年に開業する予定です。
出展:https://www.som.com/projects/one_bangkok
コンドミニアムは3軒が建設されます。1軒目となる超高級コンドミニアムはシグネチャー・タワーの上層部に入居する予定で、来年初めにも販売が開始されます。供給戸数は110戸で、2~4ベッドルーム、床面積は130平方メートル。購入者はタイ人が7割、外国人が3割を見込んでいます。このほか、約450店が入居可能な18万平方メートルの小売りスペースや、公園、芸術文化施設なども設ける計画。同施設の訪問者は1日当たり6万人を見込んでいます。
「ONE BANGKOKが完成すれば、バンコクとタイの世界舞台での地位を高める世界的ランドマークとなるだろう」とTCC Groupのチャルーン・シリワタナパクディ会長は述べています。





