ラスベガス・サンズは、2019年4月3日にシンガポールのマリーナベイ・サンズの大規模な拡大計画を発表しました。統合型リゾート(IR)のマリーナベイ・サンズに隣接し、15,000席を完備した最先端のアリーナ、約1000室の客室を備え屋上にスカイルーフのプールと有名レストランを備えたホテルタワー、新たなMICE施設の建設が予定されています。
建物のデザインチームには、原型施設を設計したモシェ・サフディ氏のほか、AedasやGenslerなど有名建築事務所が加わる予定。拡張予算は、現時点で約33億米ドル(約3630億円、1ドル=110円換算)と想定されいます。建設のタイムラインはまだ非公開です。【出典元】
→ラスベガス・サンズ シンガポール政府とマリーナベイ・サンズの統合型リゾート施設の拡大に合意
2010年の開業以来、マリーナベイ・サンズには3.3億人以上の人々が訪問し、開業以来700件以上の新しいMICEイベントをシンガポールに誘致、2018年だけでも3,680件ものイベントをサンズ・エキスポ & コンベンション・センターで開催しました。
出典:http://sandsjapan.com/gallery/
マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)は、シンガポールのマリーナ・ベイに面した、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)で、2011年2月17日に開業しました。マリーナベイ・サンズは、ラスベガスのカジノリゾート運営会社ラスベガス・サンズによって開発され、500のテーブルと1,600のスロットマシーンが並ぶ、単独としては世界最大のカジノを中心に、2,561室のホテル、12万㎡のコンベンションセンター、7.4万㎡のショッピングモール、美術館、シアター、グラスパビリオンなどを含んだ複合リゾートです。土地を含め総工費80億シンガポールドル(約6,584億円、1シンガポールドル=82.3円換算)の巨費が投じられました。
大阪・夢洲で計画されている大阪IRは、マリーナベイ・サンズの「初期投資」と、お伝えしている「拡張計画」を合わせた規模となります。




