グランドリニューアルが行われている御堂筋線の中津駅。リニューアルの最大の目玉となるのが、壁面から天井まで「逆L字」形に回り込んだ「アクリル導光板」照明です。アクリル導光板は側面からLED光を照射することでパネル表面が均一に発光するように加工したアクリル板のことです。
線路の上にまで回り込んだ逆L字型の照明器具は、設置されてから相当時間が経過しましたが、突然照明に灯が入り様子が一変しました!アクリル板は端から板の内面に光を入れると内部で全反射を繰り返して進み、反対側の端から光が抜ける性質があります。導光板では光の反射角度を変える加工が施されているので、光が板の表面から出るようになっており、面を発光させることができるようになっています。また板全面に光が均一化するように光源からの距離に応じた反射加工をしているので、光にバラつきが生じない仕組みになっています。
ホームを見通した様子です。速報性を重視して手持ちのZenFone5で撮影しました。画質がイマイチなのはご容赦下さい。
駅名標はこんな感じです。
ズラリと並んだアクリル照明がカッコイイ・・・。マジで最高です。
天井が低い箇所はこんな感じです。
電車が入線するとこんな感じ。パンタグラフが無い第三軌条方式ならではの演出です。
ついに明かりが灯った中津駅のアクリル照明。リニューアル工事は先日発表された、リニューアルデザインのブラッシュアップにより「インキュベーター発信源」 “ Incubator Central ”の新コンセプトの元、デジタルサイネージを活用した空間演出が行われます。苔が生えていた駅・・。古くさい大阪の地下鉄の代名詞の様な駅から、一気に近未来的なクールな駅へ。大阪の地下鉄は華麗なる変身を遂げつつあります。
白い照明の処に鋲のようなツブツブ点々。あった方が良いですか?
私は無い方がいいかな。一昔前のサイバーパンク風?? でもなんか邪魔。