2022年1月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
真正面から見た様子です。建物全体に足場が組まれ改修工事が本格化していました。
内部の様子です。かなりの部分が解体されてる感じに見えました。改修というよりも一部外壁を保存した新築に近い内容になりそうですね。
南側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて、北側から見た様子です。右手前の仮囲いの敷地には北棟が建設されます。北棟は祇園町南歴史的景観保全修景地区の整備方針に則り、祇園の伝統的なまちなみ、景観の維持に寄与するものとして計画されています。
最後は仮囲いの内部の様子です。現在は詰め所が置かれており、北棟の建設工事は始まっていませんでした。
2021年10月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年4月だったので、約6ヶ月振りの取材です。
弥栄会館は登録有形文化財に指定されています。
弥栄会館の様子です。建物全体が足場に囲まれており、改修工事が本格的にスタートしました!
南側から見た様子です。改修工事といっても外壁と構造体の一部を残して新しい建物を施設する、建替えに近い工事だと思います。
ズームレンズで見た内部の様子です。
撮影ポイントを変えて北側から見た様子です。
最後は本棟の北側に増築する北棟の計画地の様子です。北棟は、祇園町南歴史的景観保全修景地区の整備方針に則り、祇園の伝統的なまちなみ、景観の維持に寄与するものとして計画されています。
2021年4月の様子
現地の様子です。コロナ禍の影響でひっそりとしています。
南西側から見た様子です。城郭を思わせる外観や南西側の壁面は残されますが、実際は現在の5階建てを7階建てに変更するので大丸心斎橋店本館の様に新築に近い改修が行われると思われます。
南側から見た様子です。
近くで見上げた様子です。
北側から見た様子です。この辺りに北棟が新築されます。
京都に進出したスーパーラグジュアリーホテルはパークハイアットやフォーシーズンズホテル、これから建設されるシャングリ・ラ京都二条城、デュシタニ京都、京都東山バンヤンツリー、京都東山シックスセンシズなど、何れも有名観光地エリアの中に立地しており、解りやすい京都の魅力を存分に楽しむ事が出来ます。今回ご紹介した帝国ホテル京都(仮称)も祇園エリアのど真ん中に位置しており、スーパーラグジュアリーホテルに相応しい立地だと思います。
3月頃に「解体キングダム」と言う番組で解体の様子を放送してましたが、
文化財とは思えない壊しっぷりですよね。
現状地上5階地下1階ですが、6、7階に相当する部分は現状塔屋扱いの2層部分を居室に用途変更すると思われます。
南側正面のエレベーターホールと階段室部分に完成イメージに窓が開けられていますので、竪穴区画を撤去して客室にすると思います。正面6層部分の階段室には亀甲型の窓が在りますね、昔は上がれました。北側全面改築部分に機械室レスエレベーターを付けると高さは変わりません。3〜5階の劇場部分にも窓が開けられていますのでここも客室に変更。地下の旧食堂跡はプールとかでしょうか?
当初発表の70室→50室→60室と変わりましたが、用途を絞っているので、これぐらいかなと思います。
登録有形文化財を活用した新たな「帝国ホテル」。
さぞや豪華絢爛さを誇るラグジュアリーホテルとなるでしょう♪
祇園甲部歌舞練場との間にある朽ちた鉄骨大屋根は
失くすか、ガラス屋根にして全体が見える様にして欲しいですね。
劇場のため無窓が多く(一部はダミー)パズルの様な複雑なレイアウトになりそうです。
70室でも難しいですね。中央部は陸屋根なのでぶち破って、中庭を作れば客室が作り易そうですが文化財との兼ね合いをどうされるか興味深いです。
3~5Fの劇場部分は以前から建築基準法、消防法そして耐震強度不足のため使用禁止され、観劇や展示は1Fホールを改修したギオンコーナーなど一部での営業でした。 正面の凸部分はEVと階段ですが、高島屋東別館の様に撤去もあり得ますね。