梅小路短絡線は、梅小路駅(京都貨物駅)~丹波口駅間を結んでいた2.3kmほどの路線です。梅小路京都西駅設置の支障となるため、2016年2月28日に廃止されました。
廃止された梅小路短絡線はJR西日本から京都市に無償譲渡され、屋根付きの歩道橋として再整備が行われました。
歩道橋は、新駅から七条通りを超え、「ホテル エミオン 京都」が入居する京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」エリアまで繋がっています。
屋根付きの歩道橋に生まれ変わった廃線跡の様子です。
架線柱の跡地には簡易ベンチが設置されています。
所々に線路だった頃の記憶をとどめる遺構が残っています。
路面の様子です。
梅小路短絡線(山陰連絡線)を活用し、梅小路エリアの新名所として新たなにぎわいを創出するため、短絡線の廃線跡地の一部を整備し、週末ごとにテーマを定めた飲食・物販などの屋台を活用した実証実験「梅小路ハイライン」計画が行われる予定でしたが、コロナ禍の影響をうけ中断しています。