奈良市は2024年2月26日に、同市左京5丁目にある、市ごみ焼却施設・環境清美工場に代わる新ごみ処理施設「クリーンセンター」(仮称)の整備基本計画案の概要を発表しました。
計画地は、同市七条地区にある、県立奈良養護学校と佐保川の間にある約8haで、焼却施設とリサイクルセンター、レストランや農園を整備など4施設と防災調整池を整備する計画。生ゴミを燃やさずに堆肥(たいひ)化し、農作物を育て、調整池で浸水リスクを減らして災害時にもエネルギーを供給し続ける防災拠点を目指します。焼却施設はストーカ式を採用し、現在の4炉体制より減らした2炉を設けます。処理規模は将来的な人口減を見据え、現在の1日あたり480トンから290トンに減らします。建物の高さは最大50mで、景観に配慮し煙突を建物内に組み込んだ外から見えないデザインを採用。最新設備を導入して騒音や臭気を抑える他、焼却熱で発電した電力を用いて二酸化炭素(CO2)の排出を削減する。施設の電力も発電で賄い、運営費は維持管理費などの圧縮で年約13億円減らします。
また、半径300m内に住宅はありませんが「地元への還元」として、焼却で生じる熱から得た電力を工場の半径500mにかかる自治会の約400世帯に無償提供します。
新ごみ処理施設「クリーンセンター」(仮称)の、土地の取得費用を除く全体の建設費は約450億円で、半分程度は国費を充てることを見込んでいます。2024年度から基本設計を始め、2032年の稼働開始を目指しています。
市は土地利用の規制がなく、幹線道路付近で収集運搬効率が良いとして「地理的優位性がある」としており、「ごみを燃やす嫌悪施設ではなく、資源の循環施設だと発想を転換し、まちの活性化につなげたい」とコメントしました。一方で、候補地・現施設双方の周辺住民から、建設反対、早期移転を求める請願が市議会に出されており合意形成は難航しています。市は3月中にも基本計画案の詳細を示し、パブリックコメントを募る予定です。
うめきたグリーンスペースかと思った。
見た目は万博のパビリオンかIR施設の様で格好は良いですが、記事の中にある「処理規模は将来的な人口減を見据え、現在の1日あたり480トンから290トンに減らします」というのがとても気になりました。
奈良はリニアを誘致するのでしょう?
それなのに人口がそんなにも大幅に減る見通しなの?
それとも市民にゴミも食べましょうとでも? 何ともまぁ甘い計画でしょうか。
徐々に減り現在も限りなく290tになりつつあるなら分かりますが、そんなご都合主義な計画をよくもまぁ立てたなと笑ってしまいます。
それとも大阪にゴミを押し付けるつもりですかぁ? 維新の知事に頼み込んでそんな無茶をするつもりじゃないでしょうね?
他にも施設を作るなら分かりますが、ゴミが溢れて近隣の自治体に助けを求める様な真似はしないで下さいね。