JR東海とハイアット ホテルズ アンド リゾーツは、2024年12月5日付けのニュースリリースで、「奈良県中小企業会館等宿泊事業者選定事業」にて取得した土地において、同社グループとして初めてのラグジュアリーホテル「ホテル 寧 奈良(Hotel NEI Nara)」を展開すると発表しました!
「アンバウンド コレクション by Hyatt」は、ハイアットが展開するホテルブランドの1つで、各都市にある独立系のホテルを纏めたホテルコレクションです。ホテル側は独自性を確保しつつ、ハイアットが持つオペレーションのノウハウや会員ネットワークを通じた全世界から集客を図ることができます。国内では、富士スピードウェイホテル、ホテル虎ノ門ヒルズに続く3施設目で、西日本初進出となります。
【出典元】→ハイアット、奈良市中心部に「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドの導入計画を発表
→JR東海グループ初のラグジュアリーホテル 「ホテル 寧( ねい) 奈良」を、奈良の玄関口に展開します
「ホテル 寧 奈良(Hotel NEI Nara)」は、コンセプトを「Mystique(ミスティーク)・奈良」と定め、日本文 化の原点として古くから続き、奥深く、神秘的(ミスティーク)な奈良への橋渡しとなる ホテルを表現。またホテル名には、万葉集でも用いられた奈良を表す「寧楽(なら)」と「寧」が意味する「静けさ」「安らぎ」に、起源への回帰と伝統を讃える思いが込 められています。
計画地は、近鉄奈良駅から徒歩2分という交通利便性に優れた立地で、敷地面積は約3,300㎡。客室面積は平均40㎡以上を確保し富裕層などの利用を見込んでいます。奈良の歴史や文 化に触れられるホテルとする事でここでしか味わうことのできないラグジュアリーな体験を提供。本ホテル計画の詳細については、決まり次第改めて発表するとの事です。
ホテル不足が課題となっていた奈良県ですが、近年はマリオット系の「紫翠奈良」「JWマリオット奈良」、アコー系の「ノボテル奈良」が開業。ここにハイアット系の「ホテル 寧 奈良(Hotel NEI Nara)」が加わつ事で、ラインナップがさらに充実する事になります。今後は、「ヒルトン奈良」や「インターコンチネンタル奈良」など他のホテルオペレーターのブランドの進出を期待したいですね。
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これはもう『中央リニア新幹線の奈良の駅の場所は近鉄奈良駅近傍』に決まっていると見て良いのでは。
もっとも肝心要の中央リニア新幹線の建設工事が遅々として進まず(東京〜名古屋間ですら)一体いつ開業するのか皆目検討もつかないのですが^^;