鹿児島市交通局1000形電車は、2002年に営業運転を開始した鹿児島市電の路面電車車両です。愛称はユートラム。アルナ車両の設計・製造による、日本初の国産超低床路面電車で「リトルダンサーA3」と発表されていた形式です。客室車体(C車体)を運転室車体(A・B車体)の間にフローティングした3車体連接構造となってます。
鹿児島市交通局1000形電車は2001年冬に投入が始まり、1次車の1011 – 1013 が登場、翌2002年1月15日から運行を開始しました。また、2003年に鹿児島市交通局の車両初の鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2004年には定員を1次車の55人から58人に増やした増備車(2次車) 1014 – 1016 が登場した。
2007年からは、5車体連接車の7000形の投入がはじまり1000系の増備は終了しました。
真正面から見た様子です。
横から見た様子です。前後の運転台部分に台車があり、中央の客室部分をサンドイッチする形となってます。
側面表示器は単色のLED。
車内の様子です。ロングシートが設置されたシンプルな室内です。
シートを真正面から見た様子です。片持ち式で足下がスッキリしています。
モケットの様子です。
運転台付に台車があるので一段高くなっています。
天井付近の様子です。
最後は交通局跡地の再開発「キ・ラ・メ・キテラス」付近を走行する様子です。