大阪市営地下鉄では、地下鉄駅舎サインシステムのリニューアル(PDF)が計画、実施されています。市営地下鉄では、バリアフリー設備の設置や駅舎の大規模改良等により利用者に迷いを生じさせたり、近年は色覚障がいの方や車いす使用のお客さま等、さまざまなお利用者への対応が必要となり、これらの諸課題に対応するために、サイン本来の機能を十分に発揮できるようにサインシステムを再構築する事になりました。
今回の大阪市営地下鉄の地下鉄駅舎サインシステムのリニューアル基本計画は、ジーエータップ・日本サイン・竹内デザイン・ジイケイグラフィックス特別共同企業体が手がけています。
【出典元】
→http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/zuikeikekka/201302/tokumei_1302_005.pdf
→http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/20121128_signkaito/kaito.pdf
→http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/20121214_hekimenkaito/kaito.pdf
【過去記事】
→地下鉄御堂筋線ー本町駅リニューアル工事の状況 16.07
→【続報】大阪市営地下鉄ー本町駅で新サインシステムの取り付けが進んでいます!
→大阪市営地下鉄四つ橋線本町駅に新デザインのサインシステムが登場!
→リニューアル計画中の案内サインのプロトタイプか?大阪市営地下鉄四つ橋線本町駅に新デザインの駅名票が登場!
→地下鉄御堂筋線ー本町駅リニューアル工事の状況 16.07
→【続報】大阪市営地下鉄ー本町駅で新サインシステムの取り付けが進んでいます!
→大阪市営地下鉄四つ橋線本町駅に新デザインのサインシステムが登場!
→リニューアル計画中の案内サインのプロトタイプか?大阪市営地下鉄四つ橋線本町駅に新デザインの駅名票が登場!
地下鉄ー桜ノ宮駅のサインシステムの更新が始まった事は、Osaka-Subway.comさんのサイトで知りましたが、今回、ミライザ大阪城の取材の帰りに少しだけ様子を見てきました。
【出典元】
→Osaka-Subway.com>【中央線】森ノ宮駅のサインシステム交換進捗状況…新サインだけ採用、筐体は更新されず
大阪市営地下鉄の新サインシステムですが、2015年1月頃に地下鉄ー四つ橋線の本町駅の駅名票でテストが行われ、その後、本町駅をパイロットケースに新サインシステムの導入が始まりました。
大阪市営地下鉄の案内サインのリニューアルには3つのレベルで実施されています。森ノ宮駅は筐体はそのままで表示面だけ交換する「レベル1」のリニューアルとなっています。
レベル1:表示面のみのリニューアル
レベル2:一部筐体と表示面のリニューアル
レベル3:新たな筐体と表示面によるリニューアル
大阪市営地下鉄の新サインシステムですが、駅名票以外の案内サインで、表示面だけを交換したタイプは森ノ宮駅がが初めてではないでしょうか?
ちなみに、こちらは什器が新調された、御堂筋線ー梅田駅の案内サインの一例です。
改札口付近の様子です。什器がそのままだと、新サインシステムの新鮮さが半減してしまっている気がします・・・
まあ、表示面自体は新デザインなので、従来のタイプよりも見やすいです。そういえば、大阪市営地下鉄は2018年4月から民営化が予定され、新会社「大阪市高速電軌」に移行します。新会社の愛称名やコーポレートカラー、ロゴなどのCIを新たに構築する事になっており、株式会社ジェイアール東日本企画 関西支社が事業者に選定されています。
新会社の愛称は「大阪メトロ」が商標出願されているので「大阪メトロ」の線が濃厚なのですが、ロゴマークも新しくなる事が予想されます。でも、新サインシステムの「コマルマーク」はそのままですね。この辺りはどうなるのでしょうか。
森ノ宮駅で目を引いたのが、この縦型の発車標。大型液晶を縦表示させたタイプなのですが、専用什器に収納され直置きされていました。しかも改札口の真ん中に設置されています。この発車標も実験的な要素がありそうですね。
細かい所ですが、時刻表も新型に更新され見やすくなっていました。
新サインシステムへの更新が進む森ノ宮駅。外国人観光客が多い大阪城の玄関口とも言える駅なので、旅行者にも解りやすい新サインシステムの導入は大歓迎です。今回は乗り換えの為に、改札外をスナップ取材しただけですが、タイミングを見てホームの様子も見てみたいです。











