「ルイ・ヴィトン」が大阪・心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設していた『ルイ・ヴィトンメゾン大阪御堂筋』がいよいよ2020年2月1日にオープンします。「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」はルイ・ヴィトンにとって日本最大の店舗、かつ国内で神戸に続いて2カ所めとなる「メゾン」であり、世界初となるカフェ&レストラン併設した、ルイ・ヴィトンにとっての重要な旗艦店となります。
この場所は、元々はみずほ銀行心斎橋支店があった場所で、リーマンショック前の2006年頃にルイ・ヴィトンなどのブランドを展開するLVJ(ルイ・ヴィトン・ジャパン)グループが約100億円で取得しました。面積は約750㎡、坪単価が4000万円を超える高額取引だった為、当時話題を呼びました。2018年6月に工事に着手し計画が動き出しました。
【過去記事】 →国内最大店舗 『ルイ・ヴィトン御堂筋店』の建設状況 19.12 →国内最大店舗 『ルイ・ヴィトン御堂筋店』の建設状況 19.11 →国内最大店舗 『ルイ・ヴィトン御堂筋店』の建設状況 19.09 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.05 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.04 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.03 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.12 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.10 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.09 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.07 →(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設予定の複合ビル計画の状況 18.04【スペック】 計画名称:(仮称)大阪Mプロジェクト 所在地:大阪市中央区心斎橋筋2-8 階数:地上7階、地下1 階 高さ:36.55m 構造:鉄骨造 杭・基礎 : 主用途:店舗、飲食店、その他(展示場)、駐車場 総戸数:—- 建築面積:748.77 ㎡ 敷地面積:640.77 ㎡ 延床面積:4182.22 ㎡ 建築主:ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社 設計者:大成建設 施工者:大成建設 着工:2018年06月 完成:2019年11月(予定)
2020年1月オープン直前の様子
現地の様子です。前回の撮影が2019年12月だったので、約1ヶ月振りの取材です。
特徴的な外観デザインは、かつて海の街であった大阪の歴史を彷彿させる菱垣廻船から着想を得て、旅する喜びを体現した、帆を立てた船のような外観となりました。先月見た時は旅行鞄を出発点とするルイ・ヴィトンの歴史から「大航海時代の帆船」をモチーフにしたと予想しましたが、実際は「菱垣廻船」をモチーフししている、さらに大阪リスペクトな内容で感動しました。建物のファサードを手掛けたのは、これまでも国内外のストアを手がけてきた青木淳氏です。
そして、神戸に続いて国内2店舗となる「メゾン」である事に驚きました。ルイ・ヴィトン メゾンは 文化的要素を含んだ旗艦店のことで、全世界でも限られた都市にしか存在しない特別な店舗です。神戸に近い大阪に本当に「メゾン」が出来た事は、本当に驚きです。
建物周辺の様子です。
ショーウィンドウの様子です。
メインエントランス付近の様子です。1階から4階までの内装は、数々の高級メゾンの建築を手がけてきた建築家ピーター・マリノ氏が担当しています。また、最上階の7階には、SUGALABOのオーナーシェフ・須賀洋介氏が手掛けるルイ・ヴィトン初のカフェ「LE CAFE V(ル・カフェ・ヴィー)」がオープンします。
「ルイ・ヴィトン」新アンバサダーに広瀬すず就任、クルーズコレクション纏ったヴィジュアルを公開 https://t.co/dnoNn7mlnD
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) January 25, 2020
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなアンバサダーに女優の広瀬すず さんを起用しました。ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋のオープンに合わせて、大阪市内の2カ所、梅田メトロビジョンと、ツタヤエビスバシ ヒットビジョンで、『エル』特製の広瀬すずさんイメージ動画が1月27日(月)から1週間の期間限定で放映されます。
2月1日にオープンするルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋。心斎橋エリアは東アジア全域から観光客が集まる国際的なエリアとなってるので、この店舗は世界に向けた「ショーケース」として今後も注目を集めそうです。
オープンを控えた「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」、全貌を一挙公開
https://www.wwdjapan.com/articles/1020528
今年のウィンドーは多様性を示すレインボーがテーマで、モノグラムが弾けたイメージですが、長年ウィンドーデザインを手掛けるFaye Mcleod女史と2019秋冬メンズのキービジュアル担当の写真家小林健太氏ら数名のクリエイターによる菱垣廻船にはらんだ風を表すような御堂筋店だけの青色メインのウィンドーになっており、他の国の新店はマニュアルの延長のようですが、LVの御堂筋店に対する意気込みが伝わってきます。Faye Mcleod氏が現場に張り付いてたとは!!!