『なんさん通り』の電柱電線類地中化・歩道リニューア工事が進行中!南海なんば駅前広場改造計画の状況 25.03

かねてから整備が行われてきた『なんば広場(仮称)』のオープン日が2023年11月23日(木曜日・祝日)に決定しました! 場所は、大阪市中央区難波5丁目の南海難波駅北側の約6,000㎡のエリアです。関西国際空港と直結する、国際都市大阪の玄関口である「南海難波駅北側の駅前広場」を、歩行者優先の空間に再編する『南海なんば駅前広場改造計画』の一環で、上質な空間を整備し、多様な活動の舞台となる空間を創出する計画です。

広場西側には、さまざまな活動で利用できるベンチを整備。既存のクスノキに加え、四季を感じるサクラ・ケヤキを新植、周辺環境を考慮した照度を確保するスポットライトを整備。御堂筋と連続性を持った上質感のある舗装(擬石平板)を採用しました。

オープン後は、2025大阪・関西万博に向けて、当面の間は、大阪市と地元団体が連携しながら広場の管理運営を行う社会実験を実施。なんば広場(仮称)のオープン後は、地域の回遊性向上や、ミナミのエリア価値向上に資するイベントを実施する予定。にぎわいの持続的な発展のため地域と連携したエリアマネジメント組織が担い手となる管理運営をめざします。

実施主体:なんば広場マネジメント法人設立準備委員会 構成員:南海電気鉄道、髙島屋、戎橋筋商店街振興組合、なんさん通り商店会、丸井

  広場のオープンに続いて、2025年3月(予定) なんば広場(仮称)~なんさん通り(南北)の整備を完成させる予定です。

これまでの経緯

関西国際空港と直結する、国際都市大阪の玄関口である「南海難波駅北側の駅前広場」を、歩行者優先の空間に再編する『南海なんば駅前広場改造計画』

この計画は、なんば駅前を広場化し、人中心のにぎわいある空間を形成し、『多様な活動の舞台となる空間の創出』を目指す取り組みです。

基本方針は、大阪のおもてなし玄関口~世界を引きつける観光拠点づくりを行うというもので、①人中心の空間に再編し、世界的繁華街ミナミの新たなシンボル空間を生み出す、②ミナミ・大阪・関西を回遊する拠点として、地域と連携し情報を届ける、③人のまちミナミの中心として、居心地よく安心感のある空間を創造する、事を掲げています。

【出展元】 →令和3年11月23日から なんば駅周辺における道路空間再編のための社会実験を実施します【なんば駅周辺における空間再編推進事業】2021年11月23日(火)~12月2日(木) 道路空間再編(歩行者空間拡大)の社会実験を実施

   

社会実験を重ねて実施するなど、慎重に進められてきた『南海なんば駅前広場改造計画』ですが、2022年11月8日から車両が全面通行止めとなり、ついに本格的な工事がはじまりました!2023年秋ごろに歩行者天国へと生まれ変わります。また、駅前広場東側の「なんさん通り」も通行止めになりましたが、こちらは時間帯によって許可を受けた車や貨物車両は通行可能となっています。

駅前広場の再編については、2011年に地元企業や商店街が中心になって協議会を発足。大阪市も2018年度に関連予算を計上して検討を進め、2021年には試験的に歩行者に開放するなど社会実験を実施するなど検討が重ねられてきました。再整備に向けてた取り組みとして、広場にあったタクシー乗り場はすでに御堂筋や駅西側に移動しています。

『ハレの場』となる舞台装置を創り出す取り組み

歩行者天国となる駅前広場には、休憩スペースや観光案内所が設置されイベントも開かれる予定です。なんさん通りも北側を歩行者天国にする計画で2025年3月までに整備が完了する予定です。

都市の魅力、特に繁華街の魅力の1つは、非日常的な賑わいを感じる『ハレの場』がある事です。ハレの場を創出するには、多くの人々を引きつける認知度が高い舞台装置が有効です。大阪では戎橋を中心とした道頓堀界隈が舞台装置として機能しています。

今回の南海難波駅前広場の再編は『多様な活動の舞台となる空間の創出』を掲げており、よりシンボリックで大規模な集客が可能となる都市の舞台装置を創り出す取り組みと言えそうです。

これまでの経緯

※現地に掲示されていたパネルを撮影しました

なんば広場改造計画は、南海難波駅前の駅前広場を「歩行者を中心とした賑わいのある空間にする」駅前広場の広場の再整備計画です。この駅前広場の設置は以前より地元商店街などの要望により検討されてきたもので、なんば駅前を、待ち合わせや憩いの空間、観光案内など、世界中の人々を惹きつける観光拠点にするべく、人中心の空間に再編する取り組みを検討しています。

難波駅前広場の改造計画は、かなり以前から構想されいたもので中々具体化しませんでしたが、2020年度の完成を目指して、ようやく具体的な動きが出来ました。広場の改造工事は2019年度着工、2020年度完成予定となっています。←現在、当初計画からかなり遅れて2023年秋頃完成予定となっています。

※JUNKさんから情報をいただきました、ありがとうございました!




こちらは、歩行者中心の駅前広場の実現に向けて、2016年11月11日(金)~11月13日(日)の3日間行われた社会実験「なんばひろば改造計画」の様子です。駅前の道路を一方通行化して仮設の広場を生み出し、イベントが行われました。

■社会実験(2016年11月)の広場部分への入場者数

 

11日(金)(12:00-22:00):2.1万人  マーケット的な利用
12日(土)(8:00-22:00):3.5万人  ライブ・シネマによる利用
13日(日)(8:00-20:00):3.1万人  PRイベントによる利用
合計:8.7万人

 

なんば広場改造計画が具体化、南海難波駅前の歩行者広場整備計画は2020年度の完成を目指す!


2025年3月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年11月だったので、約4ヶ月振りの撮影です。


久々に取材すると、歩道が拡幅された他、車道も石畳風の舗装に変わっていました!


歩道の様子です。高級感のある素材に張り替えられました。


高島屋の高級感とマッチしています。



整備区間南側の様子です。歩道が拡幅されましたが、路面ブロックは一般な物が使用されています。車道側は、掲載写真から、もう少し変わるかもしれません。


歩道の路面ブロックの違いです。見比べると一目瞭然ですね。


整備区間の南側の様子です。歩道がかなり広くなりました。

 



最後は整備区間の南端付近から北側を見通した様子です。あとは電柱電線類の撤去ですが、ここから中々進まないのが今までのパターンです。できるだけ早く完成形にもっていって欲しいですね。

2024年11月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年9月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。

 


工事区間の北側、高島屋付近の様子です。路面が新しい石材に張り替えられていました。

 


反対側から見た様子です。

 


電柱電線類の地中化に向けて、共同溝の埋設が行われています。


共同溝の設置箇所の様子です。

 


反対側から見た様子です。

 


電柱電線類地中化の区間は短いですが、半分程度の区間が日中歩行者天国化されるので、周辺との調整など、実現までにはかなりの時間を要しました。

 


最後は対象区間を南側から北側に向けて見た様子です。

 

2024年9月の様子


現地の様子です。南海難波駅の駅前広場は完成しましたが、それに引き続き「なんさん通り」の整備が本格化しています。


北側から南側を見通した様子です。歩道の路面ブロックが新しくなりつつあります。



高島屋側の様子です。高級感がかなりUPしました!


北側を見通した様子です。


高島屋の増築部分の様子です。電柱電線類が地中化されると、高島屋の壁面デザインの魅力がようやく発揮されそうです。


車道部分がどうなるか?も楽しみです。


最後は、工事区間の南側の様子です。このあたりは、まだまだこれから、といった感じでした。

2023年11月の様子



現地の様子です。前回の取材が2023年10月だったので約1ヶ月ぶりの取材です。今日は「なんば広場」の共用が始まる11月23日。昼過ぎぐらいに取材しましたが、夕方に行われる式典の後に一般開放される様で、撮影時には広場に入る事は出来ませんでした(T_T)

 


それでも完成状態になった広場を見学する事が出来たので良かったです。


こちらは広場の西側の様子です。既存の街路樹を活かしつつ、ステージや休憩スペースが設けられていました。


このあたり、メチャクチャいい感じですね!!


こちらはイベント開催時にはステージとして使われる、ひな壇の様子です。



除幕式の前に撮影したので布をかぶっていますが、旧:駅前ロータリーにあった、平和の塔・女神像(1950年)と平和記念「朗風」(1953年)が復活しました!


角度を変えて「なんば広場」を見ていきます。


髙島屋と「なんば広場」を絡めたアングルです。駅を出ると、直ぐにシンボリックな広場が現れます。

 


撮影時には完成式典の詰め所となっているテントが貼られていました。

 


マルイ側から見た様子です。既存の歩道と合わせて、かなりの広さがあります。


「なんば広場」の東端付近から見た様子です。国際空港に直結する「難波駅」の真ん前に出来た広場は値千金で、様々なイベントによる賑わいの創出や、広場に集う人々の営みや活気が、難波の魅力をさらに高めてくれると思います。



なにか大きな出来事があった時に、自然発生的に人々が集まり、他には無い「非日常感」を味わう事ができる場所。多くの観衆の注目を集め、興奮を生み出す場所。「なんば広場」は、戎橋界隈に続く「ハレの場」を創出する事になりそうです。

2023年10月の様子



現地の様子です。前回の取材が2023年9月だったので、約1ヶ月振りの撮影です。オープン日が2023年11月23日(木曜日・祝日)に決まり工事は終盤戦に突入しています。

 


広場中央付近の様子です。路面ブロックが敷設されたエリアがさらに広がりました。


高島屋側の様子です。前回工事中だった、このあたりの路面ブロックも敷設が完了しています。


エディオン前の様子です。道路だった箇所の工事が始まり、戎橋筋商店街からの導線が迂回する様に変更されていました。

 


撮影ポイントを地上に変えて、御堂筋側の様子です。


この辺りから「広場」の様な雰囲気が出ています。

 


工事エリア西端付近の様子です。


広場の賑わいを生み出すひな壇、ステージ付近の様子です。このあたりの大きな街路樹はそのまま生かされています。

 


この銅像は・・・。女神の復活は近いかもしれません。

 


こちらもスタンバイしていました(笑)

 


高島屋前の様子です。路面ブロックの質感が広場側よりも、良いモノが使われている様に見えました。

 


高島屋側からマルイを見た様子です。


先程の通路からステージ側を見た様子です。


イベント広場としては十二分な広さがあります。大阪駅前の「うめきた広場」に負けない『ハレの場』が誕生しそうです。

 


エディオン前の様子です。大々的に工事が行われていました。

 


いよいよオーオープン日が迫ってきた『なんば広場(仮称)』。国際空港に直結する都心ターミナル駅のど真ん前に誕生する大規模な広場がどんなドラマを生み出すのか?これらの動きが本当に楽しみです。

2023年9月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。

 



駅前広場全体の様子です。路面ブロックの敷設がかなり進んでおり、秋頃のオープンに間に合いそうな感じです。

 



駅前広場西側の様子です。イベントスペースに使えるひな壇が見て取れます。おそらく、このあたりに「NANBA」の文字のオブジェが設置されると思います。

 


駅前広場東側の様子です。

 


撮影ポイントを変えて、地上から見た様子です。

 


高島屋前の様子です。このあたりの路面ブロックは、かなり高級感がある素材が使われてます;

 


高島屋前の西側の様子です。こちら側はこれから美装化工事が行われます。

 



広場の中央付近から東側を見た様子です。全体が開放された時に、どの様な使い方をされるのでしょうか・・・?イベントではなく日常的な使い方からどんな文化が生み出されるのか?興味津々です。

 

 


広場中央付近から西側を見た様子です。真正面に「ひな壇」が見えています。

 



 

少し角度を変えて、マルイ側から見た様子です。


このあたりの街路樹は、以前のモノがそのまま残されています。

 


広場の西端付近の様子です。

 


御堂筋側の様子です。

 



駅前広場の整備工事は着々と進行しており、年末までには広場を使ったイベントが行われるかもしれませんね。

なんさん通り


続いてなんさん通りの様子です。今回も目立った変化点は見られませんでした。

 


なんさん通りを、北側から南側を向いて見通した様子です。

 


最後は南端近くから北側を見た様子です。

 

 

2023年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年6月だったので、約1ヶ月振りの取材です。


計画地西側の様子です。大きな街路樹を背にしてステージが設けられます。

 


計画地西側の様子です。


高島屋側の様子です。新しい路面ブロックが敷設された箇所が徐々に拡大しています。

 


なんさん通りの様子です。あまり変化点が見られませんでした。


撮影ポイントを変えて地上にきました。こちらは広場西側の様子です。

 


東側を向けて撮影しました。既に「広場感」を感じる事ができました。


広場西側、ステージを正面に見た様子です。


高島屋側の様子です。

 


もうメチャクチャ広々としてますね。これは良いです!!


着々と工事が進む「なんば広場計画」。世界都市の表玄関に相応しい「ハレの場」がもう少しで誕生します!!

2023年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約4ヶ月振りの取材です。


駅前広場の様子です。タクシー・プールや道路が完全になくなり、全エリアで工事が行われていました!すでに広場感が出ていますね。

 


少しづつ場所を変えながら見て行きます。


以前に喫煙所があった場所には「ステージ」が設けられる様です。

 


東側から「ステージ」側を見た様子です。

 


路面ブロックの敷設が行われており、少しつづ完成形が見えてきました。


駅前広場を見通した様子です。数千人規模のイベントが出来そうです。

 


高島屋前の様子です。こちらの路面も再整備される様です。

 


新しく敷設された路面ブロックの様子です。

 


撮影ポイントを変えて、上から見下ろした様子です。

 


工事エリアをアップで見た様子です。国際空港から難波に到着した来阪者の目には、難波駅前に広がるシンボリックな広場と北に向かって延びる「御堂筋」が飛び込んでくる・・・。そんな未来予想図が見えてきますね。

 


高島屋側の様子です。歩道部分は広場と統一間のあるデザインになるのかな?


広場化に伴い、ここにあった信号機は廃止されました。

なんさん通り


続いて「なんさん通り」の様子です。

 


目立った工事は行われていませんが、一部許可車両を除き、一般車両は終日乗り入れ禁止になりました。


なんさん通りを北側から見通した様子です。完成形がどんな感じになるのか?まだ想像がつきません。


最後はなんさん通りを南側絡み通した様子です。

2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年11月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 


駅前広場は、歩行者空間の創出に向けて2022年11月8日から車両全面通行止めになりました。

 



北西側から見た様子です。以前にあったタクシープールやロータリーが撤去され、本格的な工事が始まっていました。取材時には構造物撤去、既設該当撤去、新設外装基礎工事が行われていました。

 


南西側から見た様子です。

 


マルイが良く見えるようになりました。

 

なんさん通り


続いて駅前広場東側の「なんさん通り」の様子です。

 

 



「なんさん通り」も通行止めになりましたが、こちらは時間帯によって許可を受けた車や貨物車両は通行可能となっています。

 


クルマが居なくなった、なんさん通りの様子です。こんなに広かったのか!と少し驚きました。

 


最後は、なんさん通りの南端付近から北側を見通した様子です。

 

2022年11月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約1年1ヶ月振りの取材です。歩行者天国整備へ向け2022年11月8日から車両全面通行止めになりました!

 

 



駅前広場の様子です。客待ちのタクシーが姿を消し広々とした空間が広がっていました。凄いです。

 


車両全面通行止によって、信号機も運用を停止していました。

 


この横断歩道が歩行者天国になる日が来るとは・・・!こうやって目の当たりにすると感無量です。

 



そして!こちらは「なんさん通り」の様子です。こちらも特定時間・車両を除いて車両通行止めになり歩行者天国になりました!ホコ天になった事が浸透していないので車道を歩いている人はいませんでした。

 


マルイ側から高島屋大阪本店を見た様子です。この近代建築をバックに人々が集う広場が整備される・・・。広場で大規模なイベントが開かれると、高島屋がバックに映し出される、華やいだ雰囲気になりそうですね。

 


一般車両が行き交っていた道路もご覧の通り車両通行止めになりました。

 


高島屋側からマルイを見た様子です。

 


ついに整備が始まった南海なんば駅前広場改造計画。国際都市大阪の玄関口「難波」に相応しい、シンボリックな駅前空間が誕生する日が本当に楽しみです!

 

 

2021年11月初旬の様子

 


現地の様子です。実証実験の前に現地の様子を撮影することで、今後の変化点を明確にして行きたいと思い取材してきました。

 

 


駅前広場を南東側から見た様子です。

 

 


東側を見た様子です。

 


南海通り付近から見た様子です。

 


天誅電線類の地中化と歩行者中心の道への改良が予定されている、なんさん通の様子です。

 


エディオンなんば本店からみた駅前広場の様子です。

 

 


タクシープールが閉鎖され社会実験に向けた準備が始まっていました。

 

 


最後は、なんさん通りの様子です。

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