オリックスは、JR金沢駅西口で開発中の複合施設「クロスゲート金沢(CROSS GATE KANAZAWA)」を2020年8月1日(土)に全面開業することを決定したと発表しました。
「クロスゲート金沢」は、ホテル「ハイアット セントリック 金沢」「ハイアット ハウス 金沢」、多様な店舗が集まる商業エリア、分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」で構成される複合施設です。「世界の交流拠点都市」を目指す金沢の玄関口で、ヒト、コト、モノが交差する新しい交流の場所として、地域の皆さまと来訪者が交わり、賑わいや新しい価値が創造される施設を目指しています。【出展元】
→金沢駅西口複合開発プロジェクト「クロスゲート金沢」2020年8月1日(土)に開業決定
→「ザ・レジデンス金沢」
「ハイアットセントリック金沢」、長期滞在型ホテル「ハイアットハウス金沢」、分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」の建設状況 19.05
金沢駅西口広場の一等地に国際級ホテルを勧誘
ハイアット・セントリックホテルが進出した市有地「61街区」は、金沢駅西口広場に隣接する一等地です。先に再整備が完成した金沢駅西広場に隣接し、面積は約7500㎡。1998年に旧国鉄清算事業団から取得した当時は「金沢テレコムタウン構想」に基づく情報通信施設「テレコムセンター」の候補地とされていましたが、景気の低迷で民間活力の導入が難しく、立ち消えとなり、以来15年間、駅西暫定駐車場として利用されていました。
◆金沢市が提示したホテルブランドに関する条件
(1)ホテルブランド 世界の交流拠点都市にふさわしい質と品格を有し、国際的なホテルの運営能力と実績を有するホテル運営会社が運営者となり、国際的な知名度と高い評価を得ているブランドである事。 ホテルブランドについては、専門家の助言を踏まえ、金沢市側にて総合的に判断を行う。
(2)ホテルブランド等の継続期間 ホテル開業後、10 年間は、同一のホテルブランド及び運営主体にて事業を継続することを条件とする。 なお、金沢市と協議の上、市の承認を得た場合は変更することが可能。
(3)ホテルの施設条件 ホテル施設については、以下の条件を有する事。 客室面積 :全室 30 ㎡以上、 レストラン:1施設以上、その他 :会議室、ビジネスセンター、ジム等の付帯設備の設置が望ましい。
◆事業スケジュール2016年春 ホテル事業者の公募・プロポーザル
2016年夏 ホテル事業の優先交渉権者の選定、土地売買契約の締結
2016年夏~2017 年夏 ホテル基本設計・実施設計
2017年夏 建築確認取得、土地の引渡し
2018年02月~2020 年04月 建設工事
2020年06月目処開業
【スペック】
名称:「ハイアットセントリック金沢」「ハイアットハウス金沢」
計画名称:(仮称)金沢市インターナショナルブランドホテル計画
所在地:石川県金沢市広岡1丁目5−2
階数:地上15階、地下1階
高さ:59.95m
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、SRC造
杭・基礎 :
主用途: ホテル、マンション、商業施設、MICE施設、駐車場
客室数:ホテル 250室 サービスレジデンス 90室 マンション 120戸
敷地面積:7,423.74㎡
建築面積:6,585.82㎡
延床面積:53,935.28㎡
建築主:オリックス(ホテル運営:ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ )
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
着工:2018年02月
竣工:2020年04月 (予定)
開業:2020年06月 (予定)
完成予想パース
1:商業エリア(写真の1,2階部分)
商業エリアは1、2階部分に位置しており、店舗面積は約3,124㎡。「プレミアムフード&レストラン」をコンセプトに、地元店舗や金沢初進出や新業態など「金沢発」と「金沢初」が融合した全34店舗が揃います。また、1階にはイートインも可能なコミュニケーションラウンジとして「クロスゲートラウンジ」を備え、金沢の伝統技術である九谷焼を壁面棚に置いた装飾や加賀手毬をモチーフにした照明など、随所に“金沢”を伝える鮮やかなアートを散りばめており、金沢の食・文化・アートに触れられる空間です。2階の共用部分は、金沢の人気観光スポット、ひがし茶屋街にインスピレーションを受けデザインしており、「組子細工」をモチーフにした壁面の格子に、石畳を模した床材を取り入れています。
2:「ザ・レジデンス金沢」(写真の8〜15階部分)
大京が手掛けた総戸数114戸の分譲マンションです。ツインタワー(ホテル棟、レジデンス棟)のうち、 レジデンス棟(地上 60m)に、「ホテルライクな内廊下設計」、「充実した共用空間」、「先進の設備と仕様 を備えた居住空間」を実現した分譲マンションとして誕生しました。約2億円という高級住戸を備えて話題を集めた物件で、他の住戸も市内の相場より高かったが、販売開始から1年強で完売しています。
3:ハイアット セントリック 金沢(写真左の1~14階部分)
7室のスイートを含む全253室の客室と、レストランとルーフトップバー、宴会場(会議利用可能)があります。金沢の旅の探索拠点に最適なロケーションで、金沢の食、最先端のアートやアクティビティーなど、自分らしいスタイルで金沢を満喫できるライフスタイルホテルです。
【ハイアット セントリック 金沢】
公式ウェブサイト:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct
予約電話番号:076-256-1360
4:ハイアット ハウス 金沢(写真の3~7階部分)
20室のスイートを含む全92室にはキッチン設備を整えた客室もあり、もう一つの“ハウス”として暮らすように快適な滞在を提供します。中長期滞在の旅やビジネス利用に適し、館内にランドリールームを用意しています。四季を通して奥深い魅力にあふれる北陸を、ゆったりと時間をかけて散策する旅の拠点に最適です。
【ハイアット ハウス 金沢】
公式ウェブサイト:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-kanazawa/kmqxk
予約電話番号:076-256-1460
施設名称「クロスゲート金沢」には、「世界の交流拠点都市」を目指す金沢の玄関口で、ヒト、コト、モノが交差する新しい交流の場として、地域と来訪者が交わり、賑わいや新しい価値が創造される施設にしたい思いが込められています。
フォトギャラリー
2019年5月の様子
2018年7月の様子
開発前の様子