北陸新幹線-金沢駅 13.12

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【出展元】→金沢市HP



北陸新幹線は、上信越・北陸地方を 経由して東京都と大阪市とを結ぶ整備新幹線計画で、1997年に東京駅から長野駅までの区間が部分開業しました。現在、長野~上越~富山~金沢間の延伸工事が進められており、2014年度末(2015年3月)の開業が予定されています。北陸新幹線の延伸区間が開通すると東京 – 富山間は約2時間10分、東京 – 金沢間が約2時間30分(現在約4時間)で結ばれる事になります。










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北陸新幹線金沢駅の駅舎のデザインコンセプトは「まちが見える、心と体に気持ちがいい駅」金沢のまちを流れる水「伝統と創造」の調和をイメージした駅。

駅正面「もてなしドーム」のゆるやかで優美な曲面屋根は、金沢のまちを流れる浅野川と犀川を表現し、開放的な大きな壁面でまちへの視界を確保しています。また、外壁は伝統工芸の金沢漆器をイメージさせる黒色とし、落ち着きの中に神秘的で洗練された金沢らしさを表現しています。













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こちらは駅正面左側の新幹線駅舎の様子です。新しく建設されたこの部分は既存のもてなしドームを拡張した様なイメージでデザインされており、とても自然な感じで、以前からそこに在るかのようでした。









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こちらはもてなしドームの右側の様子です。











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こちら側は左側と比べるとシンプルな造形です。それでも壁面素材や色使いからは古都・金沢を意識している事が伝わってきました。













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続いて金沢駅在来線ホームの屋上にある駐車場から見た新幹線駅舎の様子です。完全に屋根に覆われており、以前の様なアングルでの撮影は不可能になってしました。








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【画像出展元】→YOMIURI ONLINE北陸 :石川


こちらは内装デザインの完成イメージパースです。新幹線プラットホームの柱上部あしらわれた金箔(きんぱく)や、中2階コンコース待合室の内壁に、能登ヒバや九谷焼のレリーフを埋め込んだりするなど、 石川の伝統工芸品や地元産材が多数活用されています。「石川らしさ、金沢らしさが感じられる駅舎」という市の要望を取り入れたデザインとなります。













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在来線駅舎とは2mぐらい離れている為かなり苦しい感じですが、駐車場側の天窓から新幹線ホームを狙ってみました。完成イメージパースの通り、天井が高くダイナミックな空間になりそうな感じですね。










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着々と工事が進む北陸新幹線-金沢駅駅舎。50万弱の地方都市とは到底思えない豪勢な駅舎から金沢のプライドの高さを感じると同時に、都市のブランド化に対する明確な意思の様なものを感じ取る事が出来ました。




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