※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
片町A地区市街地再開発は、金沢市の古くからの商業地である片町にあった商業ビル「ラブロ片町」を建て替える市街地再開発計画です。施行面積はラブロ( 敷地面積約3300㎡)と周辺ビル約10棟、道路部分を含め約6000㎡の規模となります。
新設される商業施設は1~3階が商業床で4~5階にはブライダル施設が入居し、全て賃貸床となります。5階の一部には、施設を管理する業務エリアを設け、1階には公共空間と してバスを待つ客が利用できる広場が設置されます。建築面積は4200平方メートル、延べ 床面積は1万4千平方メートルで、総工費は50億円前後を想定しています。
→ラブロ片町跡の再開発「片町A地区市街地再開発」の状況 14.10
片町ラブロは地元百貨店の大和の本店があった所で1986年9月に香林坊アトリオに大和の店舗機能を移転後、専門店を中心とする「ラブロ片町」として開業しました。そんなラブロ片町ですが、近年は建物の老朽化に加え、金沢駅前にフォーラス金沢が開業し、主要なテナントが続々と流出し苦戦を強いられていたそうです。
現地の様子です。前回の撮影が2014年10月頃だったので、約3ヶ月振りの取材です。この写真の撮影地は旧ラブロのアーケードがありましたが、現在はご覧のとおりに撤去され、既存ビルが無くなった事と合わせて、随分と広々とした印象です。繁華街特有の密集した感じがなく、ちょっと寂しい気もします。
仮囲いの透明箇所から見た、現地の様子です。敷地南側にはタワークレーンが出現していました!ただ、
敷地の北側半分では、まだ地中障害物の撤去工事が行われており、不思議な感じのする工事現場に見えました。
百万石通り越しに見た、タワークレーンの様子です。鉄骨建方も始まっていました。
2016年の完成を目指して工事が進む「片町A地区市街地再開発」。片町地区の再生を担うことなる新商業施設には、どんなテナントが入るのでしょうか?