イオンモールは2020年12月10日付けのニュースリリースで、宮城県宮城郡で管理・運営する「イオンモール利府」を、2021年1月31日で一時休業し、2021年夏にリニューアルオープンすると発表しました。
改装する北館は、鉄骨造3階建て、延べ床面積8万㎡。家庭用品や生活必需品を扱う専門店を集め、1階は地場の食品スーパーや地元食材を生かすレストラン、2階は家具・生活雑貨店、ペットショップ、書店がそれぞれ入居します。
新設する南館は、鉄骨造3階建て、延べ床面積10万1000㎡。既存棟から「イオン利府店」が移転し「イオンスタイル新利府」として入居します地元産の食材や総菜を充実させ、健康志向を意識したスポーツ関連用品も扱う。非接触型の買い物サービスも導入されます。
北館と南館は、利府街道をまたぐ連絡橋で接続され、東北最大のイオンモールとなります。当初の開業予定は2020年冬でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でテナント選定が遅れ、2021年春にずれ込みました。
【出展元】→「イオンモール利府」 全館リニューアルのお知らせ
今回の増床計画は、既存のモールの隣接地にさらに大きなモールを新設し、2館をデッキで接続するイオンモールの中でも非常に珍しいケースとなります。2施設の合計は、駐車台数約6800台、総賃貸面積約102,000㎡となり、東北NO.1の巨大ショッピングモールに生まれ変わります。
また、賃貸面積10.2万㎡は、「埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」(183,000㎡)、千葉市美浜区の「イオンモール幕張新都心」(128,000㎡)に次いで全国3番目となります。
リニューアルでは、「毎日の生活をもっと楽しく、もっと素敵に」をコンセプトに、日々の暮らしに彩りを加える大型専門店のほか、ホームファッションやデイリーニーズに特化したライフスタイル型の専門店を導入。ワンストップでショッピングが楽しめる空間を創出します。
既存棟も改装されます。外装は白とグレーを基調とした、落ち着きのあるシックなデザインを採用。新利府南館と一体となり、自然豊かな利府町の景観に調和する建物に一新されます。
北館(既存) | 南館(新設) | 合計 | |
敷地面積 | 約96,000㎡ | 約148,000㎡ | 約244,000㎡ |
延床面積 | 約80,000㎡ | 約101,000㎡ | 約181.000㎡ |
総賃貸面積 | 約33,000㎡ | 約69,000㎡ | 約102,000㎡ |
建物構造 | 鉄骨造 地上3階建 | 鉄骨造 地上3階建 | |
駐車台数 | 約3000台 | 約3800台 | 約6800台 |
専門店数 | 約90店舗 | – |