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米国の大手旅行誌「世界で最も魅力的な大都市ランキング」で 東京、大阪、京都が 3 トップを独占



米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」が2021年 10月 5日に発表した読者投票ランキング「リー ダーズ・チョイス・アワード」の「世界で最も魅力的な大都市トップ 10」において、東京が第 1 位(昨年 6 位)、次いで大阪が第 2 位(昨年ランク圏外)、京都が第 3 位(昨年 1 位)に選出されました。同一 国からトップ 3 が選ばれるケースはまれで、日本の 3 都市が同時にトップ3へのランク入りを果たすのは これが初めてです。また、国別ランキングでも日本が 3 位にランクインしました。

【出展元】
READERS’ CHOICE AWARDS

 

コンデ・ナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)

旅行業界において世界的にも歴史が長く権威ある「コンデ・ナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」は、高所得者層を中心とした読者を持つ米国大手旅行雑誌のひとつで、高品質の旅行、ホテル、レストラン、買い物などに関する 最新情報を掲載し、読者数は約 300 万人にのぼります。同誌は「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」及び 「ナショナル・ジオグラフィック(National Geographic)」と並んで人気の旅行雑誌に位置づけられています。

 

リーダーズ・チョイス・アワード(The Readers’ Choice Awards)



同誌が1998年から実施している「リーダーズ・チョイス・アワード(The Readers’ Choice Awards)」は、読者が全世界の旅行先を総合的に評価し、次の旅先候補として高い人気を誇るデスティネーションを格付けしたランキングであり、 今回取り上げた「The Best Cities in the World(Best Big Cities 部門)」の他にも、ホテルやクルーズ部門など テーマに合わせて様々なランキングが存在します。なお、2021年のアワードは、コンデ・ナスト・トラベラー公式サイトで公開され11 月号でも発表されます。

 

 

 



日本政府観光局(JNTO)理事長の清野智理氏は、「2019 年の米国からの訪日旅行者数は前年比12.9%増の172.4 万人と過去最高を記録しました。新型コロナウイルス感染症の影響で旅行自粛を余儀なくされた米国旅行業界においては国内需要が戻りつつあり、訪日機会を待ち望む声も増えている。また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会期中には多くのメディアで日本が取り上げられるなど、米国における日本の注目度はますます高まっています。JNTO ではこうした好機を生かしながら、往来再開に向けて引き続き訪日観光の魅力の発信・提供に積極的に取り組んでいきます」とコメントしました。

同紙によると、都市別部門では、東京、大阪、京都の三都市がトップ3を独占しました。また、国別部門では、ポルトガル、 ニュージーランド日本の順になりました。

 

 

 

米国版ランキング The Best Cities in the World(Best Big Cities 部門)(米国を除く)

 

1位 (6位) 東京(日本)
2位 - 大阪(日本)
3位 (1位) 京都(日本)
4位 (3位) シンガポール
5位 - イスタンブール(トルコ)
6位 - メリダ(メキシコ)
7位 - マラケシュ(モロッコ)
8位 (7位) ポルト(ポルトガル)
9位 - バンコク(タイ)
10 位 - ソウル(韓国)

 


英国版ランキング The Best Cities in the World(英国を除く)

1位 (15 位) 東京(日本)
2位 - 大阪(日本)
3位 (4位) 京都(日本)
4位 (9位) シンガポール
5位 (1位) サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)
6位 - イスタンブール(トルコ)
7位 (3位) メリダ(メキシコ)
8位 - マラケシュ(モロッコ)
9位 (18 位) ポルト(ポルトガル)
10 位 - アスペン(アメリカ合衆国)
11 位 - バンコク(タイ)
12 位 - ソウル(韓国)
13 位 (7位) チャールストン(アメリカ合衆国)

出典:日本政府観光局 報道発表 

4 COMMENTS

John

そもそもランキングの結果と知名度は関係ないし日本を訪れる人はアメリカ人でも4つか5つくらいは都市の名前くらい知ってる
大阪は有名だゾ

ikenobo

Condé Nast Travelerのランキングは、ベストビッグシティーだけじゃなく、ベストシティー、ベストエアポート、ベストクルーズ、ベストリゾートなどなど、実に細分化されてます。総発行部数は承知しませんが専門誌でこれだけ細かく分けられてると、その時々の時節や組織票などに左右されやすいのではないでしょうか。もちろん上位にランキングされているのはうれしいニュースですが、ニューヨークの某ホテルに勤務する自分の肌感覚としては、普通のアメリカ人が日本と聞いて最初に思いつく都市が東京です。次に広島・長崎で、あとは聞いたことはあってもどこの国の都市かはほとんどの人は知らないでしょう。あくまでも一般的な中流のアメリカ人の場合です。(アメリカ人のパスポート保有率は45%ほどでその大多数がカナダ、メキシコを行き来するためのものです)

サジャ

ランキングに入っていたのは本当は京都だけなのではないでしょうか?
東京は五輪があるので数年前から働きかけがあり、大阪も万博が決まってから色々とね。
グルメ本もですがこの手のランキングとか星印は結局色んな意味での働きかけが大きいのでしょう。
だから信じちゃいませんよ。

ddd

前から疑問だったのですが、何故日本がこんなに上位なのでしょうか。
自国を悪くいうつもりはありませんが、旅行先としてトップ3を独占できるほど魅力的な観光地ですかね?
大都市という括りが要因でしょうか。

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