天王寺/阿倍野地区に109が出店!?


【引用元】読売新聞-YOMIURI ONLINE 7月3日
阿倍野に「109」来るかも…若者ファッション専門店、来春
 大阪市阿倍野区で2011年春に開業予定の大型商業施設に、若者ファッションの発信拠点として知られる東京・渋谷の専門店「109」=写真=が進出する方向で検討していることが2日、分かった。実現すれば関西初となる。109は、10?20歳代の女性に人気があるブランドをそろえ、関東のほか、金沢市や静岡市などに出店している。商業施設はJR天王寺駅南西の再開発地区で、東急不動産が建設、運営する。イトーヨーカドーや東急ハンズも出店を予定しており、109が加われば、幅広い年代の来店が見込める。東隣には、近畿日本鉄道が、百貨店や美術館などが入る高さ300メートルの日本一の超高層ビルを建てる予定で、街が様変わりしそうだ。
(2010年7月3日 読売新聞)

【過去記事】
→阿倍野再開発 10.06
→阿倍野再開発 10.04
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.03
→阿倍野再開発 10.01
→街中工事中
→阿倍野歩道橋 09.07
→(仮称)阿倍野プロジェクト
→阿部野橋ターミナルビル旧館建替事業
→近鉄阿部野橋店立て替え
■追跡取材リスト





        
        
写真は金沢の繁華街「香林坊」にあるKOHRINBO109。 1985年開業、商業施設面:10,760 m2


読売新聞のWeb版の記事によると、109(いちまるきゅう)が阿倍野再開発に建設中の都市型SCに出店を検討しているそうで、久々にインパクトのある案件が出て来ました。109の知名度は抜群なので、東急ハンズと合わせて阿倍野プロジェクトのキーテナントとしては申し分ありません。阿倍野プロジェクトの事業主体も「東急」不動産なので、「東急グループの総力を上げてでも成功させたい」という意気込みが伝わって来るようです。





        

阿倍野橋ターミルビル建設、阿倍野再開発が同時並行で進み、街ごと作り替える勢いの天王寺阿倍野地区


元々天王寺/阿倍野地区は中高生を中心とした学生が非常に多い文教地区でしたが、1995年に天王寺Mioが開業するまでは、彼ら彼女らをターゲットにした、コレといった商業施設が有りませんでした。天王寺はMio開業後15年が経過した現在でもフロア稼働率がほぼ100%と好調に推移しています。Mioは天王寺地区に秘められていた潜在需要を顕著化させる事に成功したのではないでしょうか。そういえば数年前にさる外資系企業の方とお話させて頂く機会がありましたが、「天王寺は現在計画されている再開発計画により、今後大きく変貌する可能性する可能性がある」と言われていました。見る人は見てるんですね。。もしかすると109の出店がトリガーとなって、「阿倍野」にファッションブランドが集積し始め、若者ファッションのブランド地区に化けるかもしれません。まだ109の出店が「決まった」訳ではないので今後の動向を見守りたいと思いますが、やっぱり期待しちゃいますよね。