神戸新聞web版によると、JR西日本が三宮ターミナルビルの建て替えを検討していており、今年度中に基本構想を纏めると報じています。記事を読み解くと、ターミナルビルの建て替えに合わせて、駅舎自体の改築、鉄道・バス・タクシーなど、他の公共交通への乗り換えの円滑化、駅前広場の拡張など駅周辺を一体的に再整備するようなので、相当規模の再開発となりそうです。現在の三宮ターミナルビルは11階建てですが、今回の再開発構想に伴い超高層ビルに建て替えられる可能性が高いのでは?と思います。新年早々に京都駅、大阪駅に続く新たなビッグプロジェクトがいきなり浮上しました!
こちらは、一足先に改良工事が進む阪神三宮駅の様子です。阪神三宮駅、JR三宮駅改修、三宮ターミナルビル建て替えとくれば、残るは阪急三宮駅の再開発ですね。今回の構想とセットで何か動きがあるのか?こちらも興味深い所です。
JR三ノ宮駅改修へ 本年度中に構想
【引用元】→神戸新聞web版
【引用元】→神戸新聞web版
神戸の玄関口、JR三ノ宮駅(神戸市中央区)のリニューアルに向け、JR西日本と神戸市が協議を始めたことが、関係者の話で分かった。JR西は駅南 側の「三宮ターミナルビル」(11階建て)を建て替える方針で、駅舎改築も視野に本年度中にも構想をまとめるという。(足立 聡)
1997年に百貨店やホテルなどが入る駅ビルが開業した京都駅、総事業費2100億円を投じた大規模改良工事が今年5月に完了する大阪駅と、近畿の主要ターミナルがリニューアルされる中、地元の神戸市などがJR西に検討を要請していた。
三ノ宮駅は1874(明治7)年に開業。当時は今の元町駅付近にあったが、1930(昭和5)年に高架駅として現在の場所に移った。3階にホーム、改札口は1、2階に計3カ所あり、2003年には中央口前の飲食ゾーンが改装された。また、南に隣接する三宮ターミナルビルは、1981年の神戸ポートアイランド博覧会に合わせて開業し、「三宮ターミナルホテル」や商業施設「三宮オーパ」などが入る。JR西によると、2009年度の乗降客数は1日約23万5千人で兵庫県内1位、JR西管内では5位だった。
関係者によると、JR西は現在、三宮ターミナルビルの建て替え計画を検討中。さらに駅舎自体の改築や、鉄道、バス、タクシーといった他の公共交通への乗り換えの円滑化、駅前広場の拡張などについても、市とつくる勉強会を通じて検討を進めるという。市の担当者は「市としても協力するので、JR西にはできるだけ早く計画を立ててもらいたい。神戸の玄関口にふさわしい駅になれば」としている。JR三ノ宮駅南にある阪神三宮駅(地下駅)では、13年春の完成に向け、東改札口を新設するなどの改良工事が進行中。市はこの東改札口前に商業施設「ミント神戸」やJR三ノ宮駅などにつながる地下通路の整備などを進めている。



