神戸市は、2023年4月14日付けの報道発表で、再整備を計画している神戸駅前広場の再整備後のデザインを発表しました!
神戸駅周辺は、神戸の都心の一角をなすエリアであり、交通結節点としても重要な機能を有する事から、駅周辺を活性化させるため、駅前広場における基本的な機能配置や、駅前空間の再整備の方向性を示す「神戸駅前広場再整備基本計画」を2021年10月に策定しました。
市は、2022年2月より設計に着手し、神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある駅前空間の実現に向けて、基本計画に基づく再整備計画について検討を進めています。
【出展元】→神戸市>神戸駅前広場が生まれ変わります!
駅前空間を再整備
再整備計画は、バスロータリーやタクシーロータリーの再編及び地下駐輪場を整備し、創出された空間を、人のための広場として活用する、というものです。
約1,100台を収容する地下タワー式駐輪場
現在、広場空間の多くを占めている駐輪場を広場の地下に集約し、市内初の地下タワー式駐輪場を整備します。地下タワー式駐輪場は5基を設置し約1,100台を収容します。合わせて約260台を収容する地下平面式駐輪場を整備。これにより広場空間の有効活用を図るともに、駐輪場不足の解消や利用者の利便性向上を図ります。
「湊川神社」をリスペクトした吹抜空間を覆う大屋根
地下街の吹抜空間を覆う大屋根には木材を使用することで、落ち着きがあり、温かみのある空間を創出。地域のシンボルである「湊川神社」や1930年に開業した歴史ある「JR神戸駅舎(三代目)」と調和の取れたデザインとし、神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある広場景観を構築します。
駅中央口からの眺望です。
大屋根軒下から湊川神社方面の眺望です。
大屋根軒下から湊川神社方面の眺望です。神戸駅前の新たなランドマークになる事は確実ですね。