青森市の都心部で新たな再開発計画が進んでいます。旧青森国際ホテル跡地の再開発は、新型コロナウイルス禍の影響で2020年に閉館し、同ホテル跡地を中心とする約0.8haに対するの再開発です。
新ビルは、22階建て、高さ約80mとなり、同市で最も高い建物になる見込みです。建築面積は約4,200㎡、延べ床面積は約36,300㎡。商業・住宅棟は1階が商業施設で多目的ホールも設けられます。2、3階が医療・健康福祉関連施設で、4〜22階が約200戸のマンションとなります。併設の駐車場棟は6階建て程度で、1階に商業施設が入り、2階以上は収容台数約250台の駐車場となります。
【出典元】
→旧「青森国際ホテル」跡地再開発の構想|経済・産業|青森ニュース|Web東奥 (toonippo.co.jp)
→青森:22階建て施設建設へ 青森国際ホテル跡地再開発 :地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
→旧青森国際ホテル跡地、22階タワマンへ 28年度完成 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
再開発の準備組合には、土地所有者20人と借地権者1人が参加。青森市は、2024年3月中旬に都市計画を決定、2024年9月に事業の詳細を固め、2025年1月に既存建物の解体工事に着手、2026年2月に新築工事を始め、2028年度の完成を目指しています。
旧青森国際ホテルが営業していた青森市の都心部では、2023年4月に複合商業施設「THREE(スリー)」が開業し、2024年春にはJR青森駅東口の旧駅舎跡地を使った複合施設「&LOVINA(アンドラビナ)」がオープンするなど、ホテル跡地の整備も進め、市街地を活性化する取り組みが続いています。
計画概要
計画名:旧青森国際ホテル跡地地区第一種市街地再開発事業
所在地:森県青森市新町1丁目
交通:JR奥羽本線、津軽線、青い森鉄道「青森」駅
階数:22階
高さ:約80m
構造:
主用途:商業施設、多目的ホール、業務施設(健康福祉、医療)、共同住宅
総戸数:約200.戸
敷地面積:約8,000㎡
建築面積:約4,200㎡
延床面積:約36,300㎡
建築主:旧青森国際ホテル跡地地区市街地再開発組合
業協力者:フージャースコーポレーション、旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発
設計者:未定
施工者:未定
解体工事着手:2025年01月(予定)
着工:2026年02月(予定)
竣工:2028年度(予定)