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ザ・リッツ・カールトン大阪が客室の大規模リニューアルを実施!4月〜10月に順次改装、大阪都心部に進出する新たなライバル達に対抗


マリオット・インターナショナル ジャパンは、2024年3月19日付けのニュースリリースで、ザ・リッツ・カールトン大阪の客室をリニューアルすると発表しました!!

2024年4月から10月にかけて、287室の客室、及び客室階の廊下の改装を実施。リニューアルのコンセプトは 「承継と新生」というコンセプトのもと、ヨーロピアンクラシックの上質な優雅さを持ち合わせた邸宅感を継承しつつ、現代的に洗練させた新たなデザインとの融合により、快適で心地のよい空間づくりを目指します。客室階廊下のカーペットを1階のクラシックで重厚感のある雰囲気を客室まで繋げるため、ロビー階の大理石の色を用い、館内のカーペットで多く用いられている植物をモチーフにした柄に変更。天井には温かみのある塗装を施し、エレベーターホールには鏡を設置して空間を広く見せ、ゆったりとした空間を演出します。

【出典元】
【ザ・リッツ・カールトン大阪】2024年4月より、客室改装を実施「承継と新生」をコンセプトに、快適で心地よい空間へ

ヘッドボード上部に装飾壁を設置、イメージを一新!


客室のイメージは大きく変わります。客室ベッドのヘッドボード上部に「花柄」をモチーフとした彫刻風のパネルをあしらった装飾壁を設置。接照明でライトアップすることにより、部屋全体が暖かな光に包まれ、改装による変化を印象付けます。額の部分は、天井と同様にモールディング加工を施し、歴史を感じさせる伝統的な貴族の邸宅を彷彿させます。


デスクには白色の天板を設置し、ヘッドボードミラーとともに、自然光と照明の反射を利用して明るさを増幅させます。また、装飾壁の間接照明により、客室全体に柔らかな雰囲気をもたらします。また、クラブフロア(33F~35F)及びスカイビューフロア(36F、37F)の上層階客室には、ソファーベッドを設置。デスクやベッドのサイドテーブルなどの家具が、ザ・リッツ・カールトン大阪の伝統を承継しつつ、新たなデザインが施された装飾壁などにより、現代に調和し洗練された、新たな装いでお目見えします。

改装前のスーペリアルーム


こちらは、改装前のスーペリアルームの様子です。リニューアル後は、鏡をあしらった装飾壁を設置する事で、若干、間延びした感じがする壁面が現代風に生まれ変わります。

 

暖かみのある色調に変更


エグゼクティブスイートの客室入口の壁紙は温かみのある色、寝室の壁紙とカーペットはオフホワイトとウォームグレーのツートンカラーを取り入れ、ベッドエリアとリビングエリアの色を巧みに変えることで、空間の広がりや立体感を演出。ベンチシートはボタニカルカラーの緑色に張り替え、客室のアクセントとし、客室内に自然の息吹を感じさせます。

改装前のエグゼクティブスイート

こちらは、改装前のエグゼクティブスイートの様子です。鮮やかな紺色のソファーが目を引きます。リニューアル後は、かなり雰囲気が変わりそうですね。

 


コンラッド大阪の客室例

大阪市内ではダントツ1位のステータスを誇ってきたリッツカールトン大阪ですが、近年、大阪都心部に外資系ラグジュアリーホテルが続々と進出しており、競争が激化しています。リッツカールトン大阪とガチンコ勝負になるホテルは、同じマリオット系の「セントレジスホテル大阪」IHG系「インターコンチネンタル大阪」、ヒルトン系「コンラッド大阪」などで、今後はウォルドーフアストリア大阪、フォーシーズンズ大阪、パティーナ大阪が開業する予定です。

開業年が古いリッツカールトン大阪はハード面で劣勢を強いられる事になりますが、今回の客室リニューアルで競争力を維持したい考えです。

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