大阪駅直結「ルクア サウス」開業!まず34店舗が先行始動、2026年秋に新規29店舗、2027年全面開業へ


JR西日本SC開発は2026年4月5日、JR大阪駅直結のサウスゲートビルディング10階〜16階に新館「LUCUA SOUTH(ルクア サウス)」を開業しました。これにより、ルクア大阪は「ルクア」「ルクア イーレ」「ルクア サウス」の3館体制となります。今回の開業は第1期にあたり、13階〜16階で既存34店舗が先行して営業を開始しました。今後は2026年秋に第2期として新規29店舗が加わり、その後も段階的な改装と新店導入を進めながら、2027年の全面開業を予定しています。

ルクア サウスの概要

ルクア サウスは、サウスゲートビルディング上層階のリニューアルによって誕生した新館です。所在地は大阪市北区梅田3-1-1で、延床面積は約35,000㎡、店舗面積は約20,000㎡です。フロア構成は、10階〜13階が物販、14階〜16階が飲食となっています。営業時間は物販フロアが10時〜20時、飲食フロアが11時〜23時で、一部店舗は営業時間が異なります。

今回の計画では、もともと10階〜15階を中心に想定されていた構想を広げ、これまで「大阪エキウエダイニング イチロクグルメ」として運営されてきた16階も「LUCUA SOUTH」に統合されました。16階はJR西日本ステーションシティから引き継がれ、10階〜16階を一体で運営する形となります。これにより、新館全体の構成が分かりやすくなり、館としての一体感も高まりました。

施設の軸は「キャラクター」と「ダイニング」

ルクア サウスでは、10階〜13階の「LUCUA キャラクターズワールド」と、14階〜16階の「LUCUA SOUTH DINING」を2つの柱に据えています。プレスリリースでは、従来のルクア大阪では十分に打ち出しきれなかった「キャラクター」と「グルメ」を軸に、既存顧客の回遊性を高めるとともに、地域の人にとって新たにルクアを訪れるきっかけとなる施設を目指す方針が示されています。日常利用から特別な日の利用まで、幅広い世代が楽しめる複合的な商業空間を志向した構成です。

第1期開業で動き出したのは13階〜16階

4月5日の開業は、あくまで第1期としてのスタートです。この時点で営業を始めたのは13階〜16階で、既存34店舗が継続営業という形でオープンしました。全面開業ではなく、既存の集客力を持つ店舗を活かしながら、段階的に新館全体を立ち上げていくスケジュールとなっています。

この方式によって、営業を継続しながら施設の更新を進められる点は、駅直結商業ならではの現実的な進め方といえそうです。利用者にとっても、急な全面入れ替えではなく、使いながら変化を感じられる開業形態になっています。

キャラクターゾーンは13階を先行オープン

10階〜13階に整備される「LUCUA キャラクターズワールド」は、将来的に国内最大級のキャラクターゾーンを目指す計画です。ただし、第1期で営業を開始したのは13階の既存5店舗のみです。対象となるのは、「CAPCOM STORE&CAFE UMEDA」「トミカ・プラレールショップ」「ニンテンドーオオサカ」「ポケモンセンターオーサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」です。いずれも既存店舗の継続営業となります。

一方で、10階は2026年内、11階・12階は2026年秋の第2期に新店オープン予定とされており、13階でも2026年秋に新店導入が予定されています。つまりキャラクターゾーン全体は、まず13階を先行稼働させ、その後10階〜12階へと順次拡張していく流れです。現時点では一部先行開業であり、本格展開は2026年秋以降となります。

2026年秋には新規29店舗を導入

第2期となる2026年秋には、「LUCUA キャラクターズワールド」に新規29店舗がオープンする予定です。先行公開されている店舗には、「サンリオ」「ナルミヤハッピーパーク」「スクウェア・エニックス オフィシャルグッズショップ」「エブリシングマインクラフト」「しろたんふんわりストア」「にしむらゆうじ購買部 本店 梅田」などがあります。

ラインアップを見ると、ゲーム、アニメ、キャラクター雑貨、キッズ向けコンテンツまで、幅広いジャンルを横断する構成が意識されています。2027年には40店舗超が集まる国内最大級のキャラクターゾーンとなる予定で、大阪駅直結という立地を活かした新たな集客拠点としての役割が期待されます。

飲食ゾーンは28店舗が継続営業

14階〜16階の「LUCUA SOUTH DINING」では、第1期として既存28店舗が営業を継続しています。14階には「江戸前うなぎ かわ祥」「香りそばと手づくり豆冨 かさね」「カフェ グランシェ スイーツメゾン」「牛たん焼き 仙台辺見」「GRILL&BAR DINING 燦」「讃岐うどん しゃぶしゃぶ 粂屋」「青冥」「築地寿司清」「とんかつ 鶴群」「本さち福や」「与太呂」が並びます。15階は「なんぼや・八光堂」が継続営業。16階では「あ・らん」「石臼挽蕎麦 弦」「大阪竹葉亭」「オムライスの店 卵と私」「カフェ英國屋」「がんこ 魚美酒進」「銀座ハゲ天」「匠とんかつ まるかつ」「中国料理ロドス」「豆富料理と吟醸せいろ蒸し 八かく庵」「浪速うを佐」「肉の匠 永田屋」「PIER30GRILL」「ベーカリーレストランサンマルク」「都野菜賀茂」「宮崎しゃぶしゃぶ霧峰」「洋麺屋 五右衛門」が営業を続けています。

和食、洋食、中華、カフェ、甘味など、業態の幅が広い点も特徴です。大阪駅直結の立地に求められる日常利用、買い物途中の食事、週末の外食など、さまざまな場面に対応しやすい構成になっています。16階が統合されたことで、飲食ゾーン全体のまとまりも分かりやすくなりました。

2027年には35店舗超のダイニングゾーンへ

飲食ゾーンも、現在の形が最終形ではありません。2027年にかけて14階・15階を中心にファミリー層を意識した新規飲食店の導入を進め、最終的には35店舗以上のレストランゾーンとなる計画です。デイリー利用から特別な日の利用まで、より幅広いニーズに応える構成を目指しています。

キャラクターゾーンが来館のきっかけをつくる役割を持つ一方で、ダイニングゾーンは滞在時間を支える役割を担います。両者を上下階で組み合わせることで、買い物と食事をセットで楽しめる館づくりが進められていることが分かります。

ルクア大阪の3館体制が本格始動

今回の開業によって、ルクア大阪は「ルクア」「ルクア イーレ」「ルクア サウス」の3館体制となりました。今回の第1期開業では13階〜16階の先行スタートにとどまりますが、2026年秋の第2期、そして2027年の全面開業を経て、施設の全体像がより明確になっていく見込みです。

とくにルクア サウスは、キャラクターと飲食を軸にした新しい館として位置付けられており、既存のルクア大阪全体の回遊性向上にもつながる計画です。大阪駅南側の商業集積にとっても、今後の動きを見るうえで注目度の高いリニューアルといえそうです。

まとめ

ルクア サウスは、4月5日に13階〜16階の既存34店舗を先行オープンさせる形で開業しました。現時点では13階のキャラクター店舗群と14階〜16階の飲食フロアが中心ですが、計画の本番はこれからです。2026年秋にはサンリオやスクウェア・エニックス、マインクラフト関連などを含む新規29店舗が加わり、2027年にはキャラクターゾーン40店舗超、ダイニングゾーン35店舗超へと拡大する予定です。

段階的な改装を前提にしながら、営業を続けつつ館の魅力を高めていく今回の手法は、大阪駅直結商業の更新モデルとしても興味深い動きです。今後の第2期開業と全面開業によって、ルクア大阪の使われ方がどのように広がっていくのか、引き続き注目されます。






出典元

  • JR西日本SC開発株式会社・JR西日本ステーションシティ株式会社「ルクア大阪の新館『LUCUA SOUTH』2026年4月5日(日)開業決定」プレスリリース(2026年2月18日)

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