福岡空港を運営する『福岡国際空港(FIAC)』は、運営期間中の経営方針となるマスタープランを発表し、委託期限の2048年度までに総額3300億円を投資する計画が明らかになりました。福岡空港は2019年4月に完全民営化され、福岡国際空港(FIAC)が、2019年4月1日~2048年7月30日までの約30年間、福岡空港の運営を行います。
【出典元】
→福岡空港特定運営事業等マスタープラン
東アジアトップクラスの国際空港を目標に
東・東南アジアの就航国数は日本一となる14ヵ国・地域、51路線に就航、旅客数3500万人(国際線1600万人、国内線1900万人)、100路線(国際:67路線、国内:33路線)、SKYTRAXが実施するWorld Airport Star Ratingで世界最高水準の5スターエアポートに定着する事を目指します。
増設滑走路は2025年に共用開始
現在の滑走路(延長2,800m)の西側210mに並行して増設滑走路(延長2,500m)を建設し2025年から使用を開始します。増設滑走路の完成後の処理能力は現在の約17.4万回(実績値)から、18.8万回~21.1万回に増加します。
旅客ターミナルビルを増改築
増設滑走路の供用開始のタイミングに合わせて、国際線旅客ビル施設を旅客数1,600万人/年に対応出来る様に拡張します。国際線地区は、2025年の増設滑走路の供用開始に合わせて旅客数1600万人に対応できるよう旅客ビルの規模を約2倍に拡張します。増改築後のターミナルの規模は142,000㎡(現状:76,000㎡)、PBB設置数:20基(現状:6基)です。また、年間200万人対応のLCC棟(延べ約4500㎡)が新設されます。
国内線地区に商業、ホテル、バスターミナル、保安検査場などで構成する複合施設(延べ床面積約5.35万㎡)を旅客ビルと一体的に整備し、2023年4月を目標に供用開始します。クリーンエリア内の商業施設は、東側再整備完了時の約4倍に当たる4800㎡に拡充します。
国内線旅客ビル 展望デッキ(イメージ)
増設滑走路の使用比率が50%を上回る時期には、年間300万人対応内際兼用旅客ビル(延べ約1.8万㎡)を新設します。また、国際線北側スポットの増設に合わせて国内貨物ビル(延べ約1.3万㎡)を国際線地区から移転させ、年間20万トンに対応します。
九州初出店となる5つ星ホテルを誘致
国際線旅客ビル1F 到着ロビー(イメージ)
福岡空港は、SKYTRAXが実施するWorld Airport Star Ratingで世界最⾼⽔準の 5スターエアポートに定着、航空利⽤客への空港満⾜度アンケート調査において、 「総合満⾜度8.5以上(10段階評価)」を達成する事を目指します。空港サービスの質向上に向けた3F:Free「楽に」、 Fast & Seamless「早く」、Fun「楽しく」を推進し、 将来の変化にFlexible「しなやかに」対応 。おもてなし・賑わいを創出する演出を⾏い、⽇本の⽞関の 役割を担う
国際線旅客ビル3F 免税店(イメージ)
九州初出店となるホテルを誘致 (規模:25,000㎡ )し、商業、ホテル、バスターミナル、空港機能(保安検査場等)を 複合した施設を旅客ビル施設と⼀体的に建設(規模:53,500㎡)。クリーンエリア内の商業施設を 4,800㎡に拡充 (東側再整備完了時の約4倍)、展望デッキのリニューアルなどが行われます。
ターミナル増築と立体駐車場は国内線側・国際線側とも2023年までに竣工させるってスピード感あるな。敷地の狭い都市型空港にもかかわらず、なかなかの規模。
五つ星ホテルと計器着陸、スポット増設はさすがに期限を明記していないが、頑張ってほしい。
福岡も頑張ってほしいですね(っ`・ω・´)っ
SKYTRAXの格付けでは、他の国内の主要な空港が羽田2位、中部6位、成田9位、関西11位の中、福岡は67位と大きく開きがあるので頑張って欲しいです。
福岡空港のこれからが一段と飛躍するよう願っています。
P.S. 今日はコメント欄で大変お見苦しいところを晒してしまいました。申し訳ありませんでした。
福岡すごいな。高島市長ほんとすごい。アナウンサー出身にも色々いますね。
それに比べて、K市の市長は官僚出身ですが、なんにもできない。