新規プロジェクト情報などの書き込みは【再都市化ナレッジデータベース】のコメント欄にお願いします。

関西国際空港第1ターミナルビルの大規模改修の詳細が判明、国際線中心のレイアウトに大幅変更!


関西国際空港を運営する関西エアポートは2019年12月12日付けのニュースリリースで、大阪万博が開幕する2025年春までに空港全体での国際線旅客の受け入れ能力を、現在の年間3000万人から4000万人に引き上げる台規模改修計画を正式に発表しました!

関西空港の第1ターミナル(以下、T1)は現在、インバウンドの急により受け入れ能力の限界を迎えてまおり、国際線出発エリアの混雑 •、国内線施設のキャパシティと利用実態の乖離 、国際線手続き施設の南北分散といった課題を抱えています。その為、主力のT1を改修し国際線施設の大幅増強を行い急増する需要に対応する事になりました。

【出展元】
→関西エアポート>関西国際空港 T1 リノベーション

 

 

急増する国際線旅客、不足する処理能力

関西空港の旅客数の推移です。2012年頃から国際線旅客が急増しはじめ、前年度は過去最高となる2289万人を記録しました。特に外国人利用者が急増しています。

 

 

T1施設の取り扱い能力は、国際線1200万人、国内線1300万で設計されました。その後、施設の小規模な変更がありましたが、昨年度の実績は国際線2060万人、国内線400万人と、施設と利用実態に大きなギャップが生じています。国際線は大混雑、国内線は空いている状態です。

 

 

 

施設と実態のギャップを埋め最適化を図る

今回のT1改修計画は、施設と実態のギャップを埋め最適化を図り、ターミナル全体の使用率を上げる事で、受け入れ能力が限界に近い国際線の処理能力を引き上げる事を木l邸としています。

 

 

 

 

具体的な対応として、ファストトラベルの推進 、 国際線/国内線エリア配置の見直し 、ランドサイド/エアサイド比率の見直し 、国際諸施設の中央集約化 、天井、エスカレータ等の耐震補強 、 商業エリアの充実などが実施されます。

 

 

 

4Fの保安検査場を集約・拡張


国際線保安検査場は7〜15m増築され面積が拡大します。

 

 

 


22台のスマートレーンで、より速く、より快適に、ストレスなく、 保安検査を通過できる様にします。

 

 

3Fに出入国審査場及び国際線ラウンジを配置



3Fは今回の改修で最も大きく変化します。現在、飲食点や物販店があるエリアを廃止し、出入国審査場及び国際線ラウンジが設置されます。

 

 

 

F中央に国際線出発エリアを展開

現在国内線が配置されているT1中央部を国際線出発エリアとし、ウォークスルー型免税店を設置します。出国後のエリアは従来比 +60%増加します。

 

 

 

出発エリアを4つの異なった雰囲気にゾーニング

出発エリアは「和」をイメージさせるデザインで纏められています。

 

 

 

 

 

改修スケジュールはこんな感じです。2025年の大阪万博までに工事が終了する予定です。T1リノベーションを中心に関空全体で約4,000万人のターミナルキャパシティを創出する事で、急増する国際線旅客に対応する計画です。

 

 

 

 

 

 

T1の改修により今後5年程度の需要増に対応する事はできますが、7年、10年スパンで考えると今回の改修計画でも需要の伸びに対応できなくなります。抜本的な解決策は2期空港島にフルスペックの旅客ターミナルビルを建設するしかありません。

 

【2018年度】日本の空港 利用者数(乗降客数)ランキング(国際線・国内線・着陸回数)



関西空港第1ターミナルを改装し国際線中心のレイアウトに変更

4 COMMENTS

淀屋

関空が大阪再生の大エンジンですが、停滞時代に政界のビジネスモデルが、成長時代に合わないように民営が今後どう影響するか心配である。
新聞報道では航空会社と関空運営会社の間ではぎくしゃくが起こっており、他空港が滑走路やターミナルビルの新設に動いているなか、関空で問題となっているターミナルの混雑と並んで空港能力時間当たりの発着回数が先送りされていることである。
成田が時間当たり65回に対して関空45回ですでにピーク時間はパンクしつつある。
成田は更に滑走路一本新設に入っており、その差は更に広がる。
ターミナル大改造は必要だが、営業中にこれだけの大きな改造を行う例は少なく、混乱が起きかねないか。
日韓関係が改善し、来年にはポケモンワールドがオープンして旅客数が急増する可能性が大きく、大改造期間中は関空の対応能力が問われることになる。
私的には誘導路の増設は前倒しすべきと考えている。
30年までにはフルスペックの第二ターミナルが計画されつつあると報道されているので問題ないとしても空港能力は前倒しで解決すべきである。
尚、関空運営会社としては神戸や伊丹の国際化は考えていないと判断する。
その点が国との交渉でどうなるのか。

三刀流

国際線到着ロビーは今のままですかね。入国審査で混雑しているし、やっとゲートを出てもビーは殺風景です。「日本に入った」と感激するような雰囲気あるロビーに改装してほしいです。

ペペロンチーノ

規模もダイナミックですし、内装もおしゃれで楽しみです。

先日成田に行った際は、オリパラに間に合わす改装がそこらじゅうで行われていましたが、今度は関空のターンですね。

2期島のフルスペックターミナル、やはりIR決定後ですかね。31年春のなにわ筋線に合わせると考えておきましょう。

ポンタ

これはまた思いきりましたね。民営なので投資には慎重となるのは無理ありませんが、発表された以上は応援したいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です