ついにこの日がやってきました!以前から追跡取材を行っている電通大阪ビル跡の再開発、(仮称)堂島二丁目計画の計画地に建築計画のお知らせが掲示され再開発の詳細が明らかになりました。新ビルの高さは梅田周辺では最高となる高さ195mで、地上49階、地下1階、延べ床面積85,000㎡、容積対象面積57,938㎡の規模で、タワーマンション+高層階にホテルが入居した複合超高層ビルが建設されます。
【過去記事】
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.09
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.06
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.05
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.03
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.01
【スペック】
計画名称:(仮称)堂島2丁目計画
所在地:大阪市北区天満橋1丁目2番の一部
階数:地上49階、地下1 階
高さ:195.00m
構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:共同住宅、ホテル
総戸数:—-
敷地面積:4,828.17m2
建築面積:2,470m2
延床面積:85,000m2 ※容積対象面積:57,938㎡
建築主:東京建物
設計者:日建設計
施工者:未定
着工:2019年12月(予定)
完成:2024年09月(予定)
建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。ビルの南東角が「R」を描いてるのと、高層部も曲線が描かれている事から、凝った外観の超高層ビルになりそうです。立面図の階層を数えると棟屋含め51階層ありました。ホテルには高層部の15階を充てる様ですね。
建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。新ビルの断面が斬新過ぎる・・!平行四辺形の断面は低・中層部の物で、高層部は北西・南東側が「R」を描いたタワーになると思います。
堂島にあった電通大阪ビルは2017年12月に東京建物が取得し、現在は既存建物の解体工事が行われています。計画地は大阪都市計画特定街区に指定されました。名称は名称は堂島二丁目特定街区。面積約0.5ha、建築物の容積率の最高限度1200%、建築物の高さの最高限度は高層部 195m、中層部 10m、低層部 6mとなっています。堂島二丁目特定街区は「国際競争力の強化に資する宿泊施設」及び「にぎわい・交流機能等の導入」を導入する事によって容積率の最高限度が引き上げられました
以前にもお伝えしましたが、シンガポールのホテル・不動産管理会社、HOTEL Properties Limited(以下、HPL社)は、堂島電通大阪ビル跡の再開発に200億円を出資すると発表しています。HPL社と東京建物がジョイントベンチャー契約を締結し再開発を行います。
HPE社の発表によると、堂島電通大阪ビル跡の再開発は、地上50階建て延床面積約8万㎡のビルで、180室のホテルと450戸の分譲マンションかな成る複合開発 との事です。HPL社は、最大180室のホテルの75%の持分と、最大450戸の分譲マンションの25%の共有持分を有するとの事。完成は4〜4年半後と記載されています。現地に掲示された建築計画のお知らせを見るとHPL社の発表内容と大体一致していますね。
電通大阪ビル跡の再開発では最大180室のホテルが設けられる計画ですが、HPL社はフォーシーズンズやシックスセンシズホテルズなどを展開しています。もしかすると再開発ビルに「フォーシーズンズ大阪堂島」が誕生するかもしれませんね。
また、別の読者さんから頂いた情報によると「某Tホテル」が入居する?との噂もありますので、どうなるか解りません・・。
【出典元】
→JOINT VENTURE BETWEEN HOTEL PROPERTIES LIMITED AND TOKYO TATEMONO CO., LTD
此れが建つと駅前と中ノ島の高層ビル群の一体性が更に増しますね。
個人的には無理と知りながら後50mは欲しいなと。
素晴らしい!!
やっぱりオフィスは無しなんですね(>_<)
195mは、正直嬉しい!
以上!