オーストラリアの高田浩一建築設計事務所は、アメリカ・ロサンゼルスのダウンタウンにあるサウスヒルストリート1111番地に、木材タワー「スカイツリー」の開発を提案しました。スカイツリーは2つのタワーで構成されており、1つは70階建て、もう1つは約半分の高さになるように計画されています。スカイツリーの総面積は564,000平方フィート(52,397平方メートル)で、528戸のアパートメントとショップで構成されています。その他、屋上プール、スポーツジム、コミュニティグリーンスペースなどが設けられます。
【出展元】
→Koichi Takada Architects
→Sky Trees
外装は薄い木材のストリップで覆われており、基部は上向きに反り返っています。この形は、1955年のビリー・ワイルドの『七年目のかゆみ』の象徴的な映画の瞬間に登場するモンローのドレスが吹き上がる様子を意図しています。
超高層ビルは、周囲から切り離された単発のプロジェクトのように建設された場合、「都市の構造にダメージを与える」と、建築界のリーダーたちの間で批判を浴びていますが、高田晃一アーキテクトは、スカイツリーの基壇の反り返った形状が、地域とのつながりを活性化させ、通行人を引き込むことを期待しています。