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熊本「こども図書館」着工、建築家・安藤忠雄氏が寄贈、熊本の子どもたちに贈り物、全国で4ヶ所目【2024年春開館予定】



建築家の安藤忠雄さんが熊本県に寄贈する「こども図書館」の建設工事が始まりました。図書館は熊本市中央区の水前寺江津湖公園内の県立図書館横に整備され、周辺の自然環境を生かしたデザインが特徴で、2024年春の開館を目指しています。

安藤氏は「こども本の森」の名称で全国の自治体に「こども図書館」の寄付を続けており、熊本市は大阪市、岩手県遠野市、神戸市に続き、4カ所目。『子どもたちが自由に本を選び、読むことで感性や創造力を育むことができる場所を作りたい』との思いから、取り組みが始まりました。安藤氏が設計、施工にかかる費用を全て負担し、完成後、県に寄贈します。

【出展元】
「こども図書館」8日から本体着工 建築家の安藤忠雄さん寄贈 熊本県、絵本・児童書や寄付金募る
熊本:安藤忠雄さん子ども向け図書館整備 完成後、県に寄贈へ:地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
安藤忠雄さん手がける「こども図書館」着工 24年の開館目指し | 毎日新聞 (mainichi.jp)
→熊本県>「こども図書館」への寄附のご協力をお願いします
→“熊本県>こども図書館”の整備について

 



図書館はRC造、一部木造の2階建て、延べ床面積は約460㎡。館内は1.2階が吹き抜け構造で、壁一面に張り巡らせた棚に本がズラリと並べられます。県産木材を使った天井には大きな窓を設け、自然光が差し込む温かみのある空間を演出。北側の県立図書館との間は屋根付きの連絡路で結ばれます。図書館の本は、テラスや庭でも本が読めるようになり、市民の新たな憩いの場となりそうです。

熊本県は、図書購入費を含む運営資金に寄付金を充てる方針で、基金を創設して3月下旬に受け付けを始め、約2カ月で94件4806万円分の申し出がありました。開館までの目標は1億円です。

 

施設概要


構造:鉄筋コンクリート造り・一部木造
階数:地上2階
延床面積:約460㎡
着工:2023年05月
開館:2024年春(予定)
設計コンセプト:
蔵書数:開館時「1万冊」を予定

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