ヒルトンは、2021年11月24日付けのニュースリリースで、大阪駅前のうめきた2期地区開発事業のホテル事業として、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドである「ウォルドーフ・アストリア大阪」とライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の2ホテルの運営受託契約をオリックス不動産と締結したと発表しました!
日本初進出となる「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、2026年開業予定の「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」に続く契約締結の発表となり、東京よりも1年早い2025年の開業を目指します。また、日本初進出のライフスタイルブランドとなる「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、2024年の開業を目指します。
今回の契約締結により、ヒルトンにとって、ヒルトン大阪、コンラッド大阪、2024年開業予定のダブルツリーbyヒルトン大阪城に続く、大阪で4軒目、5軒目の展開となります。2025年に大阪・関西万博を控え、幅広いホテルブランドで国内外のあらゆる旅行客の需要に対応する方針です。
【出展元】 →ヒルトン、最上級ラグジュアリーブランドおよびライフスタイルブランドを大阪に初進出
完成イメージパース
ウォルドーフ・アストリア大阪(左)とキャノピーbyヒルトン大阪梅田(右)
ウォルドーフ・アストリア大阪「外観」(イメージ)
ウォルドーフ・アストリア大阪「ピーコック・アレー」(イメージ)
ウォルドーフ・アストリア大阪「1階車寄せ」(イメージ)
これまでの経緯
2021年8月17日、報道各社が伝える所によると、ヒルトンの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア」が大阪に進出するとの事です。場所は建設工事が進む「うめきた2期地区」で、南地区賃貸棟の2F、28~38Fに入居します。うめきた2期には3つのホテルが出店する計画で、その中でも「街の格式を高めるスーパーラグジュアリーホテル」が、どのホテルブランドになるのか?が注目されていましたが「ウォルドーフ・アストリア」に決まりました。2025年の大阪万博前の開業を目指すとの事です。
梅北2期に「ウォルドーフ・アストリア」進出!これは凄い!!
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) August 17, 2021
大阪に最上級のヒルトン 25年関西万博前に開業へ | 2021/8/17 – 共同通信 https://t.co/7lncHZ75zA

「ウォルドーフ・アストリア」は、三井不動産が開発を進めている東京の再開発「日本橋一丁目中地区第一種市街地再 開発事業」の新ビルに入居する事が決まっています。「ウォルドーフ・ア ストリア東京日本橋」の開業予定は2026年なので、大阪の方が1年早く開業する事になりそうです。
ヒルトンは大阪都心部5館体制に!
先日、日本経済新聞社旧大阪本社跡地の複合施設「大阪・大手前一丁目プロジェクト」に『ダブルツリーbyヒルトン大阪城』が進出するとお伝えしましたが、今回のウォルドーフ・アストリアが加わる事で、大阪都心部のヒルトングループのホテルは、ウォルドーフ・アストリア、コンラッド、ヒルトン、ダブルツリー、の4館体制となり、ハイエンドからエントリーまで、あまねく客層のニーズに応える体制が整います。
大阪都心部では複数再開発が進行中で、「中央郵便局跡」「NTT西日本本社跡」「心斎橋プラザビル跡」などに外資系ホテルが進出する可能性があります。


