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JR札幌駅前「北4西3地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立!地上35階、高さ165m、延床約20.3万㎡の巨大ビルを建設



平和不動産、ダイビル、中央日本土地建物などが事業参画する「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、2024年1月29日付けのニュースリリースで、札幌市より組合設立の認可を受け市街地再開発組合を設立したと発表しました!

再開発はJR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置する、西武百貨店札幌店跡地を中心としたエリアで、区域面積約1.7ha、敷地面積約1.1ha。商業施設、ビジネス機能を先導する事業継続性の高い高機能オフィス等を備えた、地上32階、地下7階建て、延床面積約20.3万㎡の大規模複合施設を建設し、札幌駅周辺に新たな賑わいと魅力を創出する計画です。

当初計画では地上35階、高さ約200m、延べ面積約210,200㎡の規模でしたが、建設費や人件費の高騰を受けて計画が見直されました。今後は、2024年度の権利変換計画認可を経て工事に着手する予定で、2028年度の竣工を目指しています。

 



新ビルの断面図です。札幌駅側に高さ60mの北棟、南側に高さ約165mの南棟を配置。北棟にはヨドバシカメラを各とする商業施設、南棟にはおフスやホテル、低層部には商業施設を設ける計画です。

新ビルのレイアウトは、ヨドバシカメラが開発したLINKS梅田と非常に良く似ており、梅田で獲得したノウハウを他都市に横展開する、ヨドバシカメラの必勝パターンが札幌で繰り広げられる事になりそうです。

また、当初計画よりもビルの最高高さはかなり低くなりましたが、総延床面積はそれほど減っておらず、開発規模としては延床20万㎡を超える「超弩級の再開発」である事に変わりありません。

計画概要



計画名称:札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北4条西3丁目
交通:JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
主用途:オフィス、商業、駐車場等
構造:S造 一部SRC造
階数:地上 32 階、地下 7 階
高さ:約165m
区域面積:約17,000㎡
敷地面積:約10,660㎡ (南棟)約5,330㎡、(北棟)約5,330㎡
建築面積:約10,040㎡ (南棟)約4,980㎡、(北棟)約5,060㎡
延床面積:約 203,290 ㎡ (南棟)約127,910㎡、(北棟)約75,380㎡
建築主:札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合
※参加組合員 (代表)ヨドバシホールディングス、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル

■スケジュール
2019 年度 準備組合設立
2021 年度 都市計画決定
2023 年度 再開発組合設立認可
2024 年度 権利変換計画認可(予定)
2025年03月 着工(予定)
2028年07月 竣工(予定)

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