住友不動産の(仮称)備後町計画は地上48階、軒高165m、延床8.86万㎡のタワーマンション!


備後町計画は、住友不動産が2013年に取得した瀧定大阪旧本社ビル、SPP大阪ビル、りそな銀行備後町別館の跡地、約5.600㎡に計画されているタワーマンション計画です。再開発計画が明らかになってから相当時間が経過しましたが、ついに現地に「建築計画のお知らせ」が掲示され、再開発の全貌が明らかになりました。住友不動産が建設するタワーマンションは、地上48階、軒高165m、延床8.86万㎡の規模です。



【過去記事】
(仮称)備後町計画ー住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル跡他の状況 18.06
(仮称)備後町計画ー住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル跡他の状況 18.04
(仮称)備後町計画ー住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル跡他の状況 18.02
(仮称)備後町計画ー住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル跡他の状況 17.10
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル跡他の状況 16.12
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.10
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.07
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.06
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.05
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.04
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 15.03
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 14.12
住友不動産が取得した瀧定大阪旧本社ビル解体工事の状況 14.10
住友不動産が大阪・船場にあるオフィスビルを取得、跡地に分譲マンションを開発
 

 

 

 



 

【スペック】
計画名称:(仮称)備後町計画
所在地:大阪市中央区備後町2丁目30番地他
階数:地上48階、塔屋2階、地下1階
高さ:165m
構造鉄筋コンクリート造、一部SRC造
杭・基礎 :
主用途: 共同住宅、一部店舗
総戸数:
敷地面積:5,594.24㎡
建築面積:3,700㎡
延床面積:88,600㎡ ※容積対象面積:55,940㎡
建築主:住友不動産
設計者:清水建設
施工者:清水建設
着工:2019年01月(予定)
竣工:2022年01月(予定)

 

 

 

 

 

 

 



建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。軒高が165mで、その上に塔屋が設けられます。最高高さはおそらく170m位だと推測出来ます。

 

 

 

 

 

 


同じく立面図です。新ビルの断面は南北63.6m、東西44.4m(タワー部)と、かなりの大きさです。ちなみに、近年大阪都心で竣工した中で最も大きいタワーマンション「ザ・パークハウス中之島タワー」の断面は6050mなので、比較すると規模感が掴めると思います。

 

 

 

 

 


現地の様子です。前月から引き続き、地下構造物の除去が行われていました。

 

 

 

 

 


敷地西側の様子です。

 

 

 

 


敷地東側の様子です。

 

 

 

 

 



ついに再開発の詳細が明らかになった(仮称)備後町計画。航空法の高さ制限が梅田に比べると緩い立地なので、もう少し高さがあっても良かったのでは・・。というのが正直な感想です。ともあれ、足掛け5年間の月日を経てようやく再開発が動きだした事は喜ばしい事です。軒高165m、最高部は約170m、延床8.86万㎡の超高層ビル計画で「がっかり」と言うと贅沢かもしれません。