IHGホテルズ&リゾーツは、サムティと初の運営受託契約を締結し、IHGが展開するプレミアムホテルブランド「voco広島」を2027年下半期に開業すると発表しました!
計画地は、広島市南区的場町1丁目の駅前大橋南詰南東にあったホテルセンチュリー21広島の跡地。新ホテルは、敷地面積:1,512.94㎡、延床面積:17,371.03㎡に301室を展開。レストラン、ルーフトップバー、ミーティングルームなどを備える計画です。
【出典元】
→IHGホテルズ&リゾーツ、サムティ株式会社と運営受託契約を締結 2027年、「voco 広島」を開業
日本初進出となったvoco大阪セントラル:筆者撮影
「voco」は、2018年IHGが立ち上げた新ブランドで、土地の歴史や地域社会の持つ個性の尊重、独創性のあるデザインを特徴に、モダンな旅を求める旅行者をターゲットとしています。これまで英国、オーストラリア、アラブ首長国連邦、サウジアラビア等に出店し、世界各地に62軒のホテルを展開しています。今後さらに74軒を開業予定で、急速に成長している次世代型のホテルブランドとして注目されています。日本における展開は大阪に次いで2軒目、中国・四国地方ではブランド初進出となります。
Vocoのライバル「コートヤード・バイ・マリオット」。写真はCY名古屋の客室
広島市内の外資系ホテルは、シェラトングランドホテル広島、ヒルトン広島がありますが、Vocoはこれらのホテルよりはリーズナブルな価格帯のホテルとなります。Vocoの主な競合相手は、マリオット系の「コートヤード」「アロフト」、ヒルトン系の「ダブルツリー」、ハイアット系の「ハイアットプレイス」、アコー系「ノボテル」などで、標準客室面積は約25㎡前後、宿泊単価は2万〜3万円程度が想定されます。
Vocoは、IHGが有する世界的な会員ネットワークとロイヤリティプログラムを活用し、国内外から多くの宿泊者を呼び込む事になり、広島の観光産業にプラスの効果をもたらす事になりそうです。
計画概要