九州新幹線-新鳥栖駅

スポンサードリンクW7

新鳥栖駅は佐賀県鳥栖市原古賀町に建設された新駅で、九州新幹線と長崎本線の乗り換え駅。新幹線は島式ホーム2面4線の高架駅、在来線は相対式ホーム2面2線の地上駅で新幹線と在来線は十字形に立体交差する配置になっています。

駅舎の様子です。新鳥栖駅の駅舎は鳥の翼を連想させる曲線のフォルムで、躍動感とスピード感をあらわしています。

駅前の様子です。新鳥栖駅は九州新幹線の長崎ルート（西九州ルート）への分岐点となる駅として新設されました。その為、駅前はご覧の通り新幹線駅前とは思えない、のどかかな風景が広がっていました。

ロータリーに面した車寄せ付近の様子です。平日の夕方とは言え、新幹線駅前としてはあまりに寂しい感じです。。。

改札口付近の様子です。自動改札機は最小の２通路でした。

改札内コンコースの様子です。

モノトーンを基調とした都会的なデザイン。青字に城抜きのサインパネルと合わせて、どことなくJR西日本の標な雰囲気を感じました。

エスカレータに乗ってホームに向かいます。

ホームの様子です。島式ホーム２面４線の立派な構造です。九州新幹線の他の駅と同じくガラスを多用したホーム柵とホームドアーが設置されていました。

コンコースの中央付近は線路をスッポリ覆う大屋根が取り付けられています。新鳥栖駅の一文字「鳥」に拘っている様で、天井のトラスや柱のデザインは鳥の巣内部を表現している様でした。

駅名票です。新鳥栖駅には日中1時間あたり３本の「さくら」と「つばめ」が停車します。

エレベータです。ガラス張りの壁面んは鳥の羽が描かれていました。

撮影しているとN700系「つばめ」がやってきました。九州新幹線内で運行される「つばめ」には６連モノクラスの８００系が使われていますが、たま～にN700系のつばめがあるようです。

新鳥栖駅に停車する「つばめ」。カモノハシと評された先代の７００系に比べるとN７００系は本当にカッコイイですね。先代の７００系は０系、最新鋭のN７００系は１００系通じるデザインだと思います。

最後は博多方面に向けて出発した「つばめ」をパチり

そういえばJR東海のプレスリリースを見ると、N７００系を改良したN700A(N700系1000番代)の増備を始め、先代７００系の置き換えを開始するそうです。N700Aの「A」はAdvancedのA。新しいブレーキ装置「中央締結ブレーキディスク」を採用して摩擦熱によるディスクの変形を抑え安定したブレーキを可能とするほか、「台車振動検知システム」を搭載し、全台車の状態を運転台で把握できるようになります。また「定速走行装置」を搭載し、一定の速度を保って走行できる装置を加えるそうです。

また、新幹線を外国に売り込む為のデモンストレーション的な意味を込めつつ、この改良版のN700Aを用いて東海道新架線の営業最高速度を330km/hにスピードアップする、との噂もあります。本当にN700Aで330km/h運転が可能であれば、高加速減速性能を合わせて新大阪→博多間の所要時間が２時間を切る時代が来るかもしれませんね。

それにしても、新幹線の世代交代の速度は本当に驚異的です。

【おまけ】