近鉄・都ホテルズは、2017年7月05日付けのニュースリリースで、東京都港区および大阪市中央区に新たな宿泊主体型ホテルを出店すると発表しました。今回出店予定の両ホテルは、ツインルームまたはダブルルーム主体の客室構成とし、客室に洗い場付浴室を設けるなど、快適性を追求したアッパーグレードの宿泊主体型ホテルとなります。
大阪で計画中の(仮称)堺筋本町ホテルは、地上16階、地下1階建て、敷地面積 1,684.54㎡ 、延床面積 約14,000㎡の規模。江綿グループと三菱UFJ信託銀行株式会社が借地契約を 結び、三菱UFJ信託銀行株式会社がホテル建物を建設 、施工は大林組が担当し近鉄・都ホテルズが賃借しホテルを運営する計画です。
【出典元】
→近鉄・都 ホテルズが東京・大阪で新たな宿泊主体型ホテルを出店 2018年(東京)、2020年(大阪) 開業予定(PDF)
(仮称)堺筋本町ホテルは、中央区北久宝寺町一丁目の堺筋沿いに計画されています。総客室数は300室で、平均客室面積は約25㎡、レストラン1店舗。「堺筋本町駅」徒歩2分の立地、難波・心斎橋地区に近く、京都、奈良、神戸などへの交通も至便 なことから、来阪する国内外の観光客をメインターゲットに、ビジネス客の利用も想定しています。客室は、ツインルームまたはダブルルーム主体の客室構成。 浴室・洗面所・トイレはそれぞれ独立したものとし、浴室には洗い場を設置。 客室にはバルコニーを設け、広がりのある開放的な空間を演出。開業は2020年を予定しています。

もう1つ、東京で計画されている(仮称)港区高輪三丁目ホテルは、客室数約200室 (平均客室面積 約20㎡) 、レストラン 1店舗。ツインルームまたはダブルルーム主体の客室構成とし、ダブルルームにはキングサイズのベッドを採用。 浴室・洗面所・トイレはそれぞれ独立したものとし、浴室には洗い場を設置する計画です。原澤製薬工業の所有地に芙蓉総合リースが所有するホテル建物を、近鉄不動産株式 会社が賃借し、近鉄・都ホテルズが運営します。
(仮称)港区高輪三丁目ホテルの計画地は、東京都港区高輪三丁目422番1他(地番)。JR「品川新駅(仮称)」予定地前で、現JR「品川駅」から徒歩7分の立地です。
今回の 出店により、都ホテルズ&リゾーツが運営するホテル・旅館は、建替え中のものも含めて26施設、約7,000室の規模となります。また、両ホテルは、近鉄グループ外の企業が同社の仕様で新たに建設・所有する建物を賃借して新規出店するスキ ームを採用しており、今後、新規プロジェクトの迅速な事業化に向けて、同様のスキームによる出店計画も進めるとの事です。


