「ツーリズムEXPOジャパン」は地域経済の活性化や雇用創出の効果などからツーリズムへの注目が高まり、海外旅行・国内観光需要喚起と海外からの訪日旅行の誘致に向け、官民が一体となり観光立国への動きが進められる中で誕生した見本市です。主催は、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)。
この見本市は14年度の開始以来、東京ビッグサイトで行われてきましたが、2019年度は大阪で、2020年度は沖縄で開催されます。2020年の東京五輪・パラリンピックで東京ビッグサイトがメディア拠点になり、準備期間を含め使用できなくなることから両府県での開催が決まりました。
※アリー my dear さんから情報を頂きました、ありがとうございました!
大阪で行われる「ツーリズムEXPOジャパン2019」概要
「ツーリズムEXPOジャパン2019」の大阪での開催日程は2019年10月24日~10月27日の4日間で、会場はインテックス大阪を中心にした咲州地区の各施設。また、JNTO主催による海外のバイヤー(旅行会社関係者)と国内のセラー(ホテル、鉄道/航空/バス会社、自治体の観光部門など関係者)が参加する大規模な商談会「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート2019」も10月24日から26日の3日間、インテックス大阪で同時開催されます。来場者の見込み数は、2018年東京開催の19万5000人(見込み)の約7割にあたる13万人で、うち業界関係者が3万4000人、一般が9万6000人としています。
出典元:CzechTourism
観光交流による成長を東京発信だけでなく、それ以外の地域からも波及させていく
大阪は関西国際空港、伊丹空港、神戸空港を擁しており、国内外からの観光客にとって西日本エリアの観光ハブとしてさらに成長させていく必要があります。
主催者によると、2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年のワールドマスターズゲームズ2021関西が予定され、さらに2025年には万博(国際博覧会)を大阪に誘致しようという動きのなかで大阪をアピールし、観光交流による成長を東京発信だけでなく、それ以外の地域からも波及させていくとの事。東京以外の地域での初開催ということで、ツーリズムEXPOジャパンという観光博覧会・展示商談会の事業モデルを各地に適合・伝播させていくスタートとしても位置付けられ、このノウハウが2020年の沖縄開催にも活かされていく、としています。