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【2020年07月開業予定】(仮称)ザ・ゲート立誠京都、立誠小学校跡地利用計画の状況 18.12


1993年に閉校した京都市中京区の元立誠小学校の跡地利用をめぐり、市と地元の立誠自治連合会は、大手不動産会社、ヒューリックと覚書を締結しました。既存校舎を保存、再生しながらホテルを併設した複合施設の建設が進められています。計画名称は「立誠小学校跡地利用計画」、施設名称の仮称は「ザ・ゲート立誠京都」。地域のシンボルになっている旧校舎は、講堂と北校舎の西側の一部を解体した上で、耐震改修を施し主要な外観や内装は保全、再生されます。また敷地の西側には、校舎とデザインを調和させた地下1階地上8階建てのホテルをメーンとした建物が新築されます。

【出典元】
配布資料(京都市)(PDF形式, 598.66KB)
配布資料(ヒューリック)(PDF形式, 1.06MB)

 

 

 

 


計画地は京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他。阪急京都線 河原町駅より 徒歩 3分。計画地東側「高瀬川」が流れるなど、繁華街に近い割に趣のある立地です。

 

 

 

 

 


配置図です。保存棟は敷地北東側、新築のホテル等は敷地西側大分、グランドにはコリドーを設け、オープンスペースとなります。

 

 

 

 

 


【スペック】
計画名称:(仮称)立誠小学校跡地利用計画
所在地:京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
階数:地上8階、地下1階
高さ:30.37m
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
杭・基礎
主用途:ホテル・商業施設・自治会活動スペース・文化事業スペース等
客室数:185室
敷地面積:4,851.68㎡
建築面積:
延床面積:14,991.98㎡
建築主:ヒューリック
設計者:竹中工務店施工者:竹中工務店、古瀬組JV
着工:2018年11月
竣工:2020年07月(営業開始予定)

 

 

 

 

 


現地の様子です。既存建物の再生・保存工事が行われていました。

 

 

 

 

 

 

 


敷地に隣接する高瀬川の様子です。

 

 

 

 

 

 


地域のシンボルとして親しまれてきた既存校舎の主要部分は保存・再生されます。

 

 

 

 

 

 


2018年4月1日に会館した、立誠(りっせい)図書館の様子です。館内にはカフェ「TRAVELING COFFEE(トラベリングコーヒー)」が併設されています。現在の建物は仮設で、2020年の複合施設オープン時には、カフェとともに校舎へ移る予定となっています。

 

 

 

 


北東・北西・南西角の図書館ボックス。北側の壁には、立誠小学校出身のイラストレーター・中川学氏のイラストが描かれています。

 

 

 

 

 

 



建設工事が進む、(仮称)ザ・ゲート立誠京都、立誠小学校跡地利用計画。歴史のある建物+ホテル+α(商業施設等)の再開発は京都市中心の各所で展開されています。これらの取り組みは京都の魅力アップに確実に寄与する事になるでしょうね。

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1 COMMENT

アリー my dear

新風館、弥栄会館にこの元小学校…近代建築を有効活用してのリノベーションが多く見受けられますね(╹◡╹)

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