
2018年4月24日、閉店したイトーヨーカ堂奈良店を再生する観光型複合商業施設、奈良平城プラザ「ミ・ナーラ」がオープンしました。「ミ・ナーラ」は、観光型複合商業施設です。金魚ミュージアム、侍・忍者のテーマパーク、簡易宿泊所など約100店舗のテナントが入居しています。施設名称の「ミ・ナーラ」には「美しいなら」「観る奈良」「実りあるなら」味わうなら」「未来の奈良」「皆で奈良を盛り上げましょう」など6つの「ミ」が込められています。
【出典元】
→奈良平城プラザ「ミ・ナーラ」公式HP

オープンしてから相当時間が経過しましたが、ようやく現地を訪れる事が出来ました。実は旧そごう、ヨーカドー時代を通じてこの建物に入るのは今回が初めてです。

おおっ!バブル期の贅を尽くした造りが見て取れるゴージャスなエントランスです。

ドアにはこんな模様がありました。

正面エントランスを入るといきなり広大なフードコートが広がっていました。テナントに「金久右衛門」が入っていて驚きました。フードコートに金久右衛門が入るのは初めてではないでしょうか?

1FのメインテナントはSUPER MARKET KOHYOです。結構な賑わいで一安心しました。

エスカレーターは上下方向に6機が軟卵でいます。赤色の照明に驚きました。

上階にはモンベルの大型店が入っています。その他にも宮脇書店、西松屋、しまむら、バースデイ、シュープラザ、湯川家具、島村楽器、エディオン、ラウンドワンなど、結構集客力のあるテナントが入っています。

が・・・・。

フロア面積が広すぎるためでしょうか?活用されていない空きスペースが、建物のまんなか付近に広がっていました。

初めて訪れた奈良平城プラザ「ミ・ナーラ」。平面駐車場は車でいっぱいで相当な賑わいがありましたが、上階の空きスペースを見て驚きました。テナントのラインナップはそれなりに集客力のあるショップが集まっていますが、空きが多すぎて寂しい雰囲気が漂っていました。
そういえば、西武百貨店八尾店の跡に出来たリノアスも開業してから時間をかけてテナントが可動していった様子でした。古い百貨店跡の建物を使った商業施設は運営コストが安いので、賃料を抑えつつ時間をかけて営業しつつテナント集めを行う、そういった感じのビジネスモデルなのかもしれませんね。

