【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

MADアーキテクトが中国・ハルビン空港第3ターミナル「雪の結晶型」デザインを提案


MAD architects

MADアーキテクトは、中国のハルビン空港に雪の結晶型の第3ターミナルを建設することを提案しました。ハルビン空港第3ターミナルのMADの設計により、中国で最北部の省である黒竜江省の首都空港の容量が増加します。空港ターミナルは年間32万回の航空便、4300万人の乗客にサービスを提供するように設計されています。

MAD architectsは、中国の建築家ma yansongが率いる北京を拠点とするスタジオです。同社は2004年に設立され、その後ロサンゼルスに事務所を開設しました。

【出展元】
http://www.i-mad.com/

 

 

MAD architects

MADは、冬には雪が降ることから「氷の都」と呼ばれるハルビン空港にちなんで、5本指のフラクタル型を採用しました。「地球に優しく降り積もった雪の結晶のように、その場所に落ち着く建築的な詩を創り出すと同時に、未来の空の旅のシュールで星間の空間を表現している」と、中国の建築家馬燕星は述べています。

 

 

MAD architects

白い屋根に設置された天窓は、吹きだまりのように見える稜線のような形をしています。レンダリングでは、屋内の庭園にガラスのドームが描かれており、下のターミナルに自然な光が入ります。ターミナルの5本柱の形状は、旅行者が出発ゲートに到着するまでの時間を短縮するように設計されています。

 

 

 

MAD architects

地上輸送センター(GTC)ハブは、高速鉄道、市営地下鉄、空港バス、その他の都市交通を結び、ハルビン市と空港を結びます。2030年までに、ハルビン太平国際空港のターミナル3の年間スループットは4300万人に達し、年間約32万便が出航する予定です。MADのコンセプトは、人間性、自然、地域の環境を、高機能な建築プログラムとともにもたらすことを目指しています。

 

 


MAD architects

MADは建築デザインの有機的なフォルムにインスピレーションを与えるために自然に目を向けることが多いです。緑の丘の公園の下にあるスポーツコンプレックスや、岩のような高層ビル群、冬の雪に溶け込むような曲線を描くハルビンのオペラハウスなどをデザインしてきました。

プロジェクト情報
名前:ハルビン太平国際空港(ターミナル3
場所:ハルビン、中国
日付: 2018-2019
コンペ主催者:黒竜江空港管理グループ株式会社
空港コンサルタント:中国航空計画・設計研究所
エグゼクティブアーキテクト:中央南建築設計研究所(株)
敷地面積: 3,269ヘクタール
建築面積: 918,500平方メートル
建築家:MADアーキテクト
担当パートナー: ma yansongdang qunhayano yosuke
担当アソシエイトパートナー: liu huiyingtiffany dahlen
設計チーム: li cunhaosun shouquanzhu yuhaoyao ranma yueyang xuebinggiorgio castellanoconnor hymeschen yien


2 COMMENTS

北京と同じような形状ですね。
もしかすると、この形状は空港建築における最適解なのでしょうか…?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です