Photography is by Nader Mousally.
Fouad Samara Architectsはベイルートのタワーを完成させました。このタワーは、再構成可能なアパートメントからスライドして建物の外に収納できる巨大なスチールパネルを特徴としています。Architect Fouad SamaraはModuloftsプロジェクトの主要株主であり、レバノンの首都における中小規模の宿泊施設のニーズを満たすための新しい住宅分類を提供することを目指しています。レバノンのアシュラフィエ地区にあるこのプロジェクトは、14階建ての建物に7つの二重ロフトアパートメントを内包しており、1階には駐車場があります。Fouad Samara Architectsは、地中海の景色を提供するために傾斜地の上にそびえる大学の建物で、コンクリートと黒鋼の同様の組み合わせが採用されました。
【出展元】
→https://fouadsamaraarchitects.com/portfolios/modulofts/
Photography is by Nader Mousally.
正面から突き出したスライドウォールは、居住者が必要に応じて様々な空間を仕切ることができ、16通りの構成が可能なフレキシブルなインテリアとなっています。オープンプランのリビングスペースの一端にあるキッチンは、壁をスライドさせて囲むことができ、もう一端の壁を利用して書斎やテレビルームなどのスペースを確保することができます。各居室から外側に伸びる4枚のパネルは、周囲から見たときにファサードをアニメーション化し、2億6,800万通りのバリエーションを生み出すことができます。
Photography is by Nader Mousally.
この建物のデザインは、伝統的なレバノンの家の純粋さ– beit –と60年代と70年代のロンドンとマンハッタンのアーバンロフトの柔軟性に触発されています。伝統的な家の形式を連想させる一連のスペースを作成することにより、建築家はこれらの住宅に他のアパートメントよりも親しみやすく快適な雰囲気を吹き込むことを目指しました。
Photography is by Nader Mousally.
垂直に積み重ねられた7つのロフトにはそれぞれ、フルハイトのガラスが並ぶ2倍の高さのリビングとダイニングエリアがあり、どちらの端にもメインスペースから分割できる2つの部屋があります。アパートの上階には、リビングエリアを見下ろす2つのモジュール式の部屋もあります。
部屋から突き出ているスライディングウォールにより、居住者は必要に応じてさまざまなスペースを仕切ることができ、16の異なる方法で構成できる適応性のあるインテリアになります。
Photography is by Nader Mousally.
部屋から突き出ているスライディングウォールを使って間取りをフレキシブルに変更出来る、今まで聞いた事が無い斬新なマンションは本当に驚きです。雨が降った時はどうするのか?掃除が大変そう、防音性、景観的にどうなのか?などなど、ツッコミ所と興味は尽きませんが、一度は見てみたいと思える凄い建物だと思いました。
台風来てる時に壁出してたらどエライことになりますね。。。