福岡国際空港株式会社は2020年度の事業計画を発表しました。公開された資料の中の「時間価値・空間価値を高める取組み」のページに複合施設・立体駐車場の新しい完成イメージパース掲載されており、従来のイメージよりもデザイン性の高いビルが検討されている事が明らかになりました。また、出展元は梓設計・隈研吾建築都市設計事務所・西日本技術開発共同企業体で梓設計と隈研吾建築都市設計事務所が設計に携わっている事が解りました。
【出展元】→福岡国際空港株式会社>2020年度事業計画
福岡空港は、2018年3月に、30年後の福岡空港の将来イメージに向けたマスタープランを発表しました。東・東南アジアの就航国数日本一 14ヵ国・地域、51路線に就航、旅客数3,500万人 (国際:1,600万人、国内:1,900万人)、100路線(国際:67路線、国内:33路線)、SKYTRAXが実施するWorld Airport Star Ratingで世界最高水準の5スターエアポートに定着などを目指しています。
長期目標を実現する為、国内線地区・国際線地区にバスターミナル・ホテル・商業施設を開発、国内線/国際線地区の駐車場の規模(計画台数:国内線地区 約1,600台、国際線地区 約2,100台)を拡大し、再整備に取組む予定です。
今年度は、空港活性化を目的とする設備投資、約120億円を計画しています。大まかな実施内容は、国内線の立体駐車場、国際線の立体駐車場(第一期)、旅客ビル施設(増築)整備、内際連絡道路の専用道路化などの設計・着工を予定しています。将来計画の実現に向けて、各項目の設計が進む年度になりそうです。
裏手の川を地中化して道路にしてその分外周道路を外側に持って来て、今回の駐車場も最初からこの位置に建設1階部分にバスターミナルと降車場を作ればその分ターミナルビルをセットバック出来るだろうに。まあ金と認可が大変だろうけど。